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飲みかけの炭酸飲料の「気」を逃さない!「気が抜けま栓」
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製品パッケージ。下段に「ペットボトル用ソーダーキーパー」という製品名が躍っている。どうやら「気が抜けま栓」というのは、通販元がつけたオリジナルのネーミングのようだ
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筆者は日頃あまり炭酸飲料は飲まないほうなので、たまに500mlのペットボトルの炭酸飲料を飲むと必ず残してしまう。仕方ないので再度キャップを締めて冷蔵庫に放り込むのだが、次に取り出す頃にはすっかり無炭酸飲料になっているというのが、筆者宅の定番のパターンである。
こうした場合に便利なのが、今回紹介する「気が抜けま栓」だ。これをキャップの代わりにペットボトルに取り付け、先端のミニポンプで空気をシュコシュコ入れてやると、炭酸の気が抜けなくて済むという便利グッズだ。某製薬会社の製品かと思わせるネーミングもなかなかナイスである。
一見眉唾ものの製品だが、実際どのくらい効果があるのだろうか。今回は、2本の炭酸飲料を用意して同じタイミングでキャップを開けたのち、一方は通常のキャップ、もう一方に本製品を装着して、2日経過した後にどれくらい気の抜け方に差があるか飲み比べるという実験を行なった。個人的にはこんなに大量の炭酸飲料を飲む習慣がないので、別の意味でも大変な実験だ。
で、実際に飲み比べてみた結果なのだが、たしかに差はある。本製品を装着しておいたペットボトルのほうが、もう一方に比べて舌先のピリピリ感は強い。栓を外す時に新品と同じく「プシュッ!」という音はするし、コップに注いだ際の「シュワー」という音も健在である。もう一方の炭酸飲料が見るからにヤル気のなさを醸し出しているのに比べると、なかなかの気合の入りっぷりだ。
ただ、未開封品と変わらないかというと、これは残念ながら違う。せいぜい1~2日分だけ鮮度長持ちという感じで、けっこうビミョーと言えばビミョーな感じだ。間違っても一旦抜けた気が復活するわけではないので、そのあたりはあまり過度な期待をしないほうがいいと読者諸兄に申し上げておきたい。
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上部のポンプを用いて「気」を注入する。けっこう楽しい
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実際に取り付けたところ。口径が同じ2リットルのペットボトルにも対応する。ちなみに留め具を外せば、キャップをしたまま口をつけて飲むこともできる
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製品名 |
発売元 |
実売価格 |
気が抜けま栓 |
フェリシモ |
600円 |
■ URL
製品情報
http://www.felissimo.co.jp/kraso/v3/cfm/products_detail001.cfm?SMOD=&WK=1864&GCD=381163&Page=2&SortItem=&MK=&MCD=
(kizuki)
2006/10/20 11:13
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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