|
|
|
 |
|
USB延長ケーブルに給電ポートがドッキング「PAK-US01」
|
|
|
|
|
|
製品パッケージ
|
|
|
|
上面と前面にそれぞれUSBポートを装備する。上面はUSBメモリ、マウスなど通常のUSBデバイス接続用ポート、前面は給電オンリーのポート
|
ロアスのUSBスタンド「PAK-US01」は、USBポート×2を持った延長ケーブルだ。上面と前面にそれぞれ1ポートずつのUSBポートが配置されており、上面にはUSBメモリやマウスなどのUSBデバイスを接続できる。前面のポートは充電もしくは給電用で、例えばUSB扇風機を接続したり、ケータイやMP3プレーヤーの充電を行なうことができる。
この製品の特徴は、USB×2ポートを持っていながら「USBハブではない」ことだ。つまり、USB延長ケーブルにもうひとつ電源供給用のポートが付属しているだけで、ハブコントローラが乗っかっているわけではないのである。パソコンに接続してもデバイスマネージャで表示されない。ただの延長ケーブルなのだ。
ハブではなく延長ケーブルであるため「USBハブに接続した場合はサポート対象外」というデバイスでも問題なく使用でき、さらに前面ポートを使って別の機器の充電もできてしまう。もし今、パソコンの2基のUSBポートのうち、ひとつを上記のようなUSBデバイス、もうひとつを充電用に利用しているのであれば、本製品を使うことでパソコン本体のUSBポートは1ポートしか消費せずに済む。
ちなみに、充電専用でデータ通信をしないポートというのは、携帯音楽プレーヤーを利用する上で意外と便利だったりする。例えばiPodの場合、iTunesと同期せずに充電だけ行ないたいという場合がたまにある。そんな時は正面ポートに挿すことで、パソコンから給電だけが行なえる。iTunesと同期したい時は上面ポートに挿せばOKだ。このようにポートを使い分けることで、いかなる場合でもiTunesが起動してしまう事態を避けられる。
かなりニッチな用途といえばそれまでだし、ハブ機能があっても問題ない環境であれば、素直にUSBハブを買ったほうがよいだろう。ただ、ハブの増設が許されていなかったり、接続するデバイスにハブ不可の制限がある場合は、なかなか興味深い製品だと言える。上面ポートの使い勝手の良さも含め、延長ケーブルを買おうと考えている方は、こうしたプラスアルファの製品を試してみてはいかがだろうか。
|
|
|
iPodの充電だけを行なう場合、前面ポートに挿すとよい。iTunesと同期することなく、パソコンから充電できる
|
iTunesとの同期を行ないつつ充電したい場合は、上面ポートに挿せばOK
|
| 製品名 |
発売元 |
購入価格 |
| PAK-US01 |
ロアス |
880円 |
■ ＵＲＬ
製品情報
http://www.loas.co.jp/LoasWebProduct/search06/P/search06_4967101189804.html
（kizuki）
2006/10/12 10:55
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|
