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ビンの中を優雅に泳ぐ「コッピー」で涼しい気分になろう
ドラムSセット。網はオプション。輸送時のトラブルを避けるため、「コッピー」と「まりも」は別の袋に入っている
現在アリ(
アントクアリウム
)とエビ(
HOLOHOLO
)を飼ってる。どちらも持ち主による放置をものともせず、普通に暮らしているようだ。それなりに寿命があるため、死んでいるものはいるのだが、特に大きな問題が発生している様子もない。強いて言えば、アントクアリウムのジェルが縮小して、ゆがんでいることくらいか。崩壊寸前感が漂っており、妙に切ない。そういえば去年は
カブトエビ
の飼育にも挑戦した。いい感じに成長してきたかとおもったら、脱皮に失敗したのか、気がついたらお星様になっていた。残念!
そんな飼育キット好きがアリ、エビ、カブトエビときたらもう、次は魚なのだ! その名も「バイオアクアリウム コッピー」。ホント、よっほど筆者は飼育キットが好きらしい……。
もともと近所の花屋の店頭においてあった小さなビンが出会い。水草(ウィローモス)と底砂が敷き詰められた小さなビンに、小さな小さな魚が2匹泳いでいた。聞けば、そのまま飼育できるのだという。ビンを手に取り眺めていると、体長1cm程度の魚が水草の中を行ったり来たり。あまりに涼しげなのでついお財布を開いてしまったのである。
その後付属品を入手しようとメーカーのサイトをチェックしたところ、ドラムタイプを発見。どうせならにぎやかな方がいいだろうと思い、ドラムS(横11cm、高さ11.5cm、容量500cc)を購入。当初の2匹を水草とともに移してみたら、5匹がスイスイと泳ぎ回るにぎやかドラムが完成した。
コッピーとは、正式名称を「コパーフィン(COPPER FIN)」(学名:Tanichthis albonubes)といい、中国広東周辺を原産地とする淡水魚である。成魚は体長3~4cm、平均寿命は3~4年だそうだ。普段行なうこととしたら、2~3日に1回、付属のエサを規定量与えるだけだ。酸素は水草の光合成によって供給されるので、酸素用のポンプは要らない。魚のフンなどで汚れた水は底砂に付着しているバクテリアが分解する。1カ月に一度水を取り替える必要があるのだが、普段はビンの蓋を閉めたまま、直射日光を避けて極力涼しいところにおいておけばよい。つまり、これもHOLOHOLOと同じく、ビンの中に生物圏が形成されているのだ(HOLOHOLOの場合は藻を食べているので、エサを与える必要もないのだが)。
魚もかわいいが、蓋付きのビンというコンパクトさが画期的だ。何せ水がこぼれる心配がないのである。夏は蒸発する心配がない。ゴミが混入する危険も激減。猫を飼っているお宅でも、これなら安心! しかもコッピーが生存できる水温は5~30度と幅広いため、冬でもヒーターはいらない。ずぼらなオーナーにうれしい限り!
パラパラとエサを与え、食べている様子を頬杖をつきながらボ~っと眺めていたところ、気がつけば10分も経過していた。アリやエビと比較すれば多少手間はかかりそうだが、その分優雅な動きに癒し度は高いかもしれない。最近お疲れ気味の諸君にぜひお試しいただきたい一品である。
「コッピ」ーと「まりも」のはいった袋。移動のストレスか、コッピーがかなり白い
メンテナンスに欠かせないアイテムの数々。魚のエサとスパーテル(エサを与える際に使う道具)、バクテリアを含んだバイオ液、病気対策の「コッピーおくすり」、そしてかわいい網
「コッピ」ーと「まりも」をビンに移し変えた状態。やはり鮮やかなはずの模様がほとんど見られない。移し変える際はコッピーが元気よくはねるので要注意!
一晩が経過し、落ち着いた状態のコッピー。前日とは打って変わって模様がはっきりしているのがわかる。背びれと腹びれの先が輝くようになった
デスクの上で鑑賞するにも邪魔にならないサイズだ。見てると涼しい気分になってくる。とはいえ、マシンの周りは熱くなりがちなので、飼育場所には気を使いたいところ
商品名
発売元
購入価格
バイオアクアリウム
コッピー ドラムS
3匹 まりも入り
ぶらっさむ
5,754円
[内訳]
本体3,675円
ミニネット399円
コッピーおくすり420円)
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URL
製品情報
http://www.coppie.co.jp/
(すずまり)
2006/09/12 10:44
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