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ユーティリティ不要で「進む⇔戻る」が行なえる「Webエキスパートマウス」
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2005年度のグッドデザイン賞を受賞した筐体。本体色はホワイトのほか、シルバー、ブラックがラインナップされている。重量は78gとかなり軽い
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側面に配置された「+」と「-」ボタンに「進む⇔戻る」が割り当てられている。「進む⇔戻る」機能はInternet Explorerのほか、Explorer、Netscapeでも利用できる
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タブブラウザとして有名な「Sleipnir」は、強力なマウスジェスチャ機能が大きな魅力である。たまに標準のIEを使った時に大きなストレスとなるのは、タブ機能がないことではなく、むしろジェスチャ機能が使えないことではないだろうか。「うわぁ右クリック+←でバックしないよ! 右クリック+↑↓でリロードしねえよ! うああああ!」と発狂しかけた経験をお持ちの方はきっと多いはずだ。
一般に、Windows XP/2000環境でマウスを使う場合、3ボタンまではWindows標準のドライバでサポートされ、4ボタン以上の多ボタンマウスになるとメーカー独自のドライバ・ユーティリティを用いるケースが多い。ユーティリティが常駐するのはヘビーユーザーにとってはあまり有難くない話。特にモバイルPCの場合、デスクトップ機に比べてリソースが限られていることが多く、この問題は切実だ。
本製品が一般的な5ボタンマウスと異なっているのは、親指部分の拡張ボタン×2にあらかじめ「進む⇔戻る」機能が割り当てられていることだ。つまり、ユーティリティをインストールしなくても、Internet Explorerで「進む⇔戻る」が使えるのである。Sleipnir並みのジェスチャ機能をサポートしているわけではないが、メニューバーやツールバーのアイコンにポインタを合わせて「進む⇔戻る」を行なったり、BackSpaceキーで戻ることに比べると、操作のしやすさは雲泥の差だ。
やや残念なのは「Webエキスパートマウス」というインパクト抜群のネーミングにもかかわらず、他にこれといった特色がないこと。4,000円を切る価格では致し方なかったのかもしれないが、キーカスタマイズ用のユーティリティを別途用意したり、ロジクール製品のようにウェイトが調整できるといったプラスアルファが欲しかったのも事実だ。
とはいえ、Sleipnirの使い勝手に慣れているのに業務上はIEしか使えない、といったユーザーにとっては、重宝するマウスであることは間違いない。
製品名 |
発売元 |
購入価格 |
ウェブエキスパートマウス M-WEURWH(ホワイト) |
エレコム |
3,780円 |
■ URL
製品情報
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/mouse/m-weur/
(kizuki)
2006/09/15 11:02
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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