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付箋紙のホルダーやケースは世界中でさまざまな商品が発売されているが、腕時計型は世界初だ
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ペンを持つ手ではない方の腕に取り付け、戦闘討論モードでも意見を書き出せ、張り出せる!?
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実は、今日ご紹介する一品には、「Wrist Post-it」(リスト・ポストイット)というしゃれた仮の名前があったのだが、「ポストイット」は住友スリーエム社の登録商標であり、今のところ同社のお許しも受けていないので、勝手に「ポストイット」の名称を使うことはできない。そこで、この夏休みに北京に旅行に行き、漢字を書けることで何度か窮地を脱出できたこともあり、ここでは「ポストイット」のことは「再剥離式付箋紙」と呼び、本日ご紹介する一品は「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」と呼ぶことにする。
筆者は、チープなステーショナリーが大好きで、国内外のありとあらゆるところで文具屋さん巡りをして、確たる理由もなく多くの文具類を買い集めている。そんな中でも、衝動買いの上位を占めるモノに「再剥離式付箋紙」とそのホルダーやケースの類も多い。
日本でも超ポピュラーな「再剥離式付箋紙」の用途は、人によってまちまちだろうが、筆者は突然思いついたアイディアを書き留めておいて、超整理手帳のまだ予定を書き込んでいないページに貼り付け、電車の中や喫茶店で仕事をサボっている時に眺めることが多い。
また、他の人達と同じように、まだ未確定な仮の予定を書き込み、カレンダーやスケジュール帳に貼り付けたり、個人的なTo Doを書き込んで備忘録スタックとする用途もある。筆者のように、アイディアを書き留めておくために活用している人も多いとは思うが、違いはその時に活用する「再剥離式付箋紙」のサイズだろう。
筆者は、以前は75mm角の正方形のモノを使っていたが、記入面積の広さより携帯性を優先に考えて、昨今は、38×50mmの横長の長方形を活用している。75×75mmも38×50mmも、エルメスなどから専用ケースも発売されている、世界的にポピュラーなサイズなのだ。
本日ご紹介する「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」は、企業内や学校でのアイディア・バトルで最高の効果を発揮できるように考えられたディスカッションのためのアナログツールだ。
本来想定される使用環境は、ホワイトボードが複数個設置された会議室で、テーブルは小さく狭く、椅子はあるにはあるが、ヒートディスカッション状況で、スタッフ全員がアイディアを出し合い、閃いたアイデアや解決策等をホワイトボードに書き込んだり、あるときは、腕に付けた「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」の「再剥離式付箋紙」に書き込み、それを素早くホワイトボードなどに貼り付けている――といった、スタッフの多くが立ったままの姿を想像していただきたい。
もはや、結果を出さなければならない約束の時刻は切迫しており、座ってゆったりとディスカッションするのではなく、スタッフの多くが立ち上がり、身振り手振り、そして、どんどんアイディアを形にしてゆく、そんな雰囲気をイメージして考えられた、最も身近な手につける「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」なのだ。
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人間の脳から溢れ出るアイデアや閃きは無限で、アナログとかデジタルとかの枠では括れない
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今回の試作は、表面がブラックで内側はレッドだ。「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」の開発コードネームは「ブレインストーム」らしいが、筆者も大好きななかなか楽しいSF映画だ
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さて、この「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」の企画・製造元である株式会社小泉製作所は、同社革製品のブランドである「COBU」の新作商品を一同に集めて銀座で個展「秋のブックカバー展」を9月5日から開催する。今回、このコラムでご紹介している「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー」も多くの新作の1つとして展示されることになった。
また、同社の展示会には、今やポピュラーになったフリスク・ケースや、ブックカバー、その他のステーショナリーも多く展示される予定だ。特に今回は、同社のメインブランドである「COBU」の新商品に加え、ビジネスパートナーのために特別に企画した専用ブランドの1つとして登場した「PLOW」という新商品も展示される。今回の展示会開催期間中は、来場者に記念品のプレゼントもあるようだ。
商品名 |
製造元 |
価格 |
「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー(仮)」 |
小泉製作所 |
未定 |
秋のブックカバー展
(「腕時計型・再剥離式付箋紙ホルダー(仮)」を参考出展)
日時:2006年9月5日~9日 11:00~18:30(最終日16:00まで)
場所:東京都中央区銀座2-5-2 ギンザギャラリーハウス
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■ URL
小泉製作所「COBU」ブランドホームページ(展示会情報もこちら)
http://www.koizumi-mfg.co.jp/shop/
小泉製作所
http://www.koizumi-mfg.co.jp/
(ゼロ・ハリ)
2006/09/01 10:55
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