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日差しの強い夏にエコロジー! 太陽光で単3電池を充電!!
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本体自身はソーラーパネルと非常にシンプル
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夏の強い日の光を浴びて充電を行なう充電器
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最近、何かと環境を意識した製品が出てきている。製品自体でなくとも、パッケージやマニュアルに再生紙が使われているとアピールされていたりして、エコロジーを意識せざるをえない今日この頃だ。今回紹介する「ソーラー単3専用充電器」は、太陽光を利用して単3電池が最大4本充電できてしまうエコロジーな一品だ。
デザインは非常にシンプルで、四角い本体にはソーラーパネルのついた蓋があり、蓋を開けると単3電池が4本入る電池ボックスがある。たっだそれだけである。そのシンプルな本体ゆえか、付属品はオリジナルの英語マニュアルと、日本語の簡易マニュアルだけとなっている。本体は防水機能もあるので、ベランダに置いて、服を乾かそうとしたら本体に水がかかっちゃったとか、雨が降り始めて本体を取り込もうとしたら少しぬれてしまった、ぐらいなら大丈夫なのだ。
単3電池はニッケル水素充電池、ニッカド充電池のいずれも利用可能。気になる充電時間だが、太陽光の強さと、充電池の量で決まり、太陽光が強ければ強いほどすぐ充電でき、また充電すべき電池が多ければ多いほどフル充電には時間がかかる。例えばマニュアルによると、電池2本で最も光量が強いときでは7.2時間で充電が完了するが、電池4本で光量が弱いときは50時間も充電完了に時間を費やすとなっている。
電源が太陽光だけしかなく、家庭用電源から電気をとることはできないので、メインの充電器が別にあったうえで、補助的な存在としてこれを使うのが適切だろう。なんたって、もしこれ一台で充電をまかなおうと思ったら、明日電池の充電を満タンにしようと思っても雲が垂れ込めていたり、夜になってしまっていたら充電は不可能なのだから。
とはいえ、やはり地球に優しいエコロジーな生活が気になる今日、南向きの部屋に住む人も、東や西向きの部屋に住む人も、日の光が注ぐ環境にあるならば押さえておきたい一品といえよう。またあまりいないだろうが、電気の通ってない秘境にカメラ片手に行く人なんかもあって損はない製品かもしれない。
(山谷 剛史)
2006/08/24 11:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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