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USBメモリ内のMP3を自動再生する卓上ミュージックプレーヤー
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「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」は廉価版なんちゃってTivoli Audio
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背面にはUSB FlashDriveとAUDIO INの切り替えスイッチがある
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本日ご紹介する上海問屋のDN-MPS100は、アンプ付きステレオスピーカーにMP3プレーヤーを組み込んだ、デスクトップ一体型MP3コンポだ。その外観は小さくスマートで、比較的高級な某オーディオメーカーの製品に似ている「なんちゃってTivoliオーディオ」だ。
「Music Baby」というファンシーな商品の愛称(?)が本体左上に印刷されているにもかかわらず、同社ホームページには「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」という、なんとも色気のない製品名で記載されている。複数製品を紹介するような場合には他と区別がしにくい、ライター泣かせのネーミングで、次回はもう少し工夫を凝らして欲しいものだ。
その「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」は、音楽ソースとしては、MP3フォーマットの音楽データが記録されたUSBメモリが前提だ。基本的に、USBメモリと呼ばれるモノならほとんどのモノは飲み込んでしまうという肉食系オーディオだ。筆者は、携帯電話で使わなくなったminiSDカードをUSBメモリ化するコンバーターを使用していたが、とくに問題はなかった。
ほかに、ソリッドアライアンス製のUSBメモリをいくつか、また米国で購入した残量表示液晶を搭載した1GBのUSBメモリなど、10数個のUSBメモリでテストしてみたが、いずれも問題なく音楽再生できた。基本的に、USBメモリに記録した順序で再生が行なわれ、本体フロントの操作系では、次の曲への早送り、1つ前の曲への逆送り、スタート・ストップが行なえる。音質に関しては、パワースイッチを兼ねたボリュームコントロールと、その下のトーンコントロールが全てだ。
操作系もシンプルだが、「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」から再生される音も非常にあっさりとした音で、形状から言っても、値段から言ってもロック系の音楽には低域とその量感が不足気味だ。本体を本棚などに押し込み、周囲を質量のある書籍で固め、本体底面にあるバスレフのダクトを調整し、パワーを心持ち上げることで、そこそこの迫力を引き出せる。一般的な環境での小音量での再生を前提とするなら、多少の不自然感は覚悟して、低域ブースト回路を入れるのも方法だ。
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筆者の持っているすべてのUSBメモリで音楽再生は成功した
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自作のフリスクUSBドライブでももちろんMP3の音楽再生は成功した
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」 (通称「MusicBaby」) |
7,980円 |
上海問屋Webショップ |
■ URL
上海問屋の「MP3プレーヤー内蔵コンパクトスピーカー」販売ページ
http://item.rakuten.co.jp/donya/47353/
(ゼロ・ハリ)
2006/08/07 10:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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