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CFカードサイズの超小型4ポートUSBハブ
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製品本体。今回紹介したホワイトのほか、ブラック、ブルー、シルバーをラインナップ。表面はアクリル調の透明素材で覆われており、チープさはない
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コンパクトフラッシュカードと並べたところ
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以前の記事で、最近のUSBハブのトレンドにいくつかの変化が生じていることをお伝えしたが、実はそのUSBメモリの対応とは別にもうひとつ、メーカー間で熾烈な争いが繰り広げられているトレンドがある。それは「超小型」「超薄型」である。
USBハブという製品が市場に登場したのは1996年頃だったと記憶しているが、当時は何かのオブジェかと思うくらい厚ぼったい形状をしており、実売価格も4ポート製品で10,000円を超えるのがザラであった。しかし登場から10年、今ではポートの厚みと本体の厚みが変わらないほど小型・薄型化され、価格も劇的に安くなった。
今回紹介するエレコムの「U2H-MN4Bシリーズ」は、小型・薄型を標榜するUSBハブの中でも、圧倒的な表面積の小ささがウリの製品だ。写真をご覧いただければ分かるように、コンパクトフラッシュカードと大差ないサイズでありながら、左右に2ポートずつ配置された、超コンパクトな4ポートUSBハブなのである。
表面積の小ささばかりが目立つが、薄さもわずか10mmと、CFカード3枚分の厚みしかない。これだけの薄さでありながら、表裏ともにアクリル調の透明素材でコーティングされ、安っぽさがまるでないことには正直驚かされる。
バスパワーで4ポートということで、消費電流は各ポート100mA以下、4ポート合計で350mAまでとやや制限があるが、複数台のポータブルハードディスクを接続して同時起動するような極端なことさえしなければ、大きな問題はないと思われる。ちなみに姉妹品として、同形状でACアダプタが添付された「U2H-MN4Sシリーズ」もラインナップされているので、不安な場合はそちらを買い求めるとよい。
この製品はその圧倒的なコンパクトさゆえに、売場で見ても一目で分かる存在となっている。もし本稿をお読みになった方で、この製品を買いにお店に足を運ばれる場合は、型番をメモすることなく、お店に向かっていただきたい。USBハブコーナーに行けばすぐに、「あ、本日の一品で紹介されてた小さなUSBハブはこれだな」と気づいてもらえるはずだ。
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厚さ10mmでかさばらない。持ち運びにも便利だ
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ポートは左右に2ポートずつ。2つのコネクタの幅が本体の幅というコンパクトさ。パソコン本体とはminiBケーブルで接続する
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製品名 |
発売元 |
購入価格 |
U2H-MN4BWH |
エレコム |
2,280円 |
■ URL
製品情報
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/usb-hub/u2h-mn4b/
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(kizuki)
2006/07/25 11:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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