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お手軽なスティックタイプの超音波洗浄機
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本体の長さは20cm強。単3電池4本を入れると結構ずっしりとくる
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衣類全般の汚れを落とせる
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今回紹介する「フィーバー」は、超音波を使って衣類や貴金属などのしつこい汚れをとる実用的な一品だ。形状は巨大なペンといった感じで、超音波洗浄器の中では比較的にコンパクトで持ち歩くこともできる大きさだ。肝心の超音波は本体のペン先から発せられる。
超音波洗浄というと、なんだそりゃと思う人もいるかもしれないが、メガネ屋の店頭に置かれたメガネ清浄機も超音波清浄機だ。メガネ洗浄機が水を必要とするように、フィーバーも水を本体内部のタンクに収め、水を噴射しながら汚れに超音波をあてて汚れを落とす。
本体には2つのボタンがあり、この2つのボタンを使って汚れを落としていく。やり方は、まず噴射ボタンで水または洗剤と水を混ぜた洗浄水を汚れた部分に噴射する。次に、もう一方の超音波ボタンを押して、先端で汚れた部分を軽くなぞる。すると汚れがとれるのだ。超音波ボタンが電気スイッチなのに対し、噴射ボタンは、ボタンを押す勢いで水を噴射する。2つのボタンで必要な力加減が全然違うのはご愛嬌。洗浄水は先端部から発せられないため汚れを落としたい場所に狙い撃ちするにはちょっと慣れが必要だ。
持ち歩きできるサイズなので、旅行や出張などで服を汚した場合に活躍する。ただし水が必要となるため、、汚れは取れてもその場所が湿って余計に埒があかなくなる場合もあるだろう。即効性のある汚れ落とし機ではないので注意が必要だ。なお、水を貯めて貴金属やメガネなども洗浄できる。
ところで、なぜ超音波を当てると汚れが落ちるのか。水に超音波を当てることにより、その振動で水の中に小さな気泡が発生し、気泡がはじける衝撃波で汚れを粉砕するからなのだそうだ。いろいろ試したところ、ものによっては、その衝撃波によって汚れどころか汚れのついた製品自身までに傷跡をつけることもあった。汚れを落としすぎてがっかりするかもしれないので、まずは似たような素材で試してから使用するとよいだろう。衣服が色落ちする可能性もあるので、まずは目立たないところで試用してみることをおすすめする。「事前に同じ素材で試すこと」を意識すれば、かなり有用で長持ちする一品となるだろう。
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洗面所に水をためて眼鏡にフィーバーをあててみる
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ニンテンドーDSの手垢がついたボタンを綺麗にしようとしたら、周辺が溶けてしまった
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製品名 |
購入価格 |
購入場所 |
超音波洗浄汚れ取りクリーナー「フィーバー」 |
3,980円 |
アキバガレージ |
(山谷 剛史)
2006/07/26 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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