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ブラックジョークがわかる人向け「ヴードゥー人形のつまようじ入れ」
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見た瞬間に何であるか理解できる秀作のアクリルパッケージ
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「ヴードゥー」と聞くと、筆者が一番最初に思い浮かべるのは、ギタリストのジミーヘンドリックスが1969年にウッドストックで演奏した15分近い曲、「Voodoo Child」だ。昔のロック少年なら、ワウワウを効かせたジミヘンのフェンダー・ストラトキャスターが奏でる、胃腸薬のコマーシャルソングのようなイントロが頭の中で飛び出してくるだろう。
しかし、一般的な日本人なら、日本ではあまり馴染みがない宗教、そのわりに強力な魔術だけがハリウッド映画などを通じて知られている「ヴードゥー教」を連想するだろう。その発祥の地は、16世紀ころのハイチ共和国であるらしい。アフリカの各地から集められて日夜重労働を強いられていた黒人達がその創始者であるようだ。ヴードゥーと言えば出てくるのが、魔術やそれを執り行う魔術師(司祭)、そしてヴードゥー人形だ。
米国内の書店では、ヴードゥー教の解説書と共にヴードゥー人形がパックされたジョークブックをよく見かける。ヴードゥー魔術を行なう際に日本のわら人形のような「ヴードゥー人形」が使われたという噂はあるが、実際に、ハイチでは観光客用のお土産として売られていることはあっても、それを本当に魔術に使用したという記録はあまりないらしい。
本日ご紹介する一品は、そんなヴードゥー教の「ヴードゥー人形」のイメージをジョーク商品にしたモノだ。「The Voodoo doll toothpick holder OUCH!」と名付けられたヴードゥー人形をベースにした「つまようじスタンド」だ。わら人形と同じ運命のヴードゥー人形は体中につまようじを刺され、ホームパーティのフルーツ皿の横などでテーブルを飾る役目を果たすだろう。
ヴードゥー人形は直接ヴードゥー教と明確な関係はないとは言え、こと宗教に関わることでもあり、「わら人形」や「呪い」、「体に針を刺す」といった物騒なイメージを思い起こさせる懸念があるので、TPOはよく考えて使いたい。最近、やたらと体の節々が痛むのは、ただ歳のせいだけではないのかもしれない。悪友か彼女に、既にOUCH!を購入されたのかもしれない。アブナイ本日の一品なのだ。
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そこそこの重量なので、安定してつまようじを刺すことができる
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実際の使用環境ではこういう感じになる
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ヴードゥー人形トゥースピック・ホルダー 「OUCH!」 |
840円 |
大阪・なんばCITY 南館2階 WALLA WALLA(ワラワラ) |
(ゼロ・ハリ)
2006/07/12 10:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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