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傘からしたたる水滴をキャッチ。目からウロコの「アンブレラカバー」
小さく折りたたんだ状態。筒の直径はおよそ67mmと、やや大柄
傘の起源はいまから数千年前、つまり紀元前だと言われている。それ以来今日に至るまで、開閉式になったり、折りたたみ式が登場したりと、使い勝手は明らかに進化しているわけだが、傘というツールの基本スタイル、つまり「頭上のシールドで雨つぶを受けて周囲に水滴を落とす」という仕組みは、今日に至るまでまったく変化していない。科学技術が大幅に進歩した21世紀にあって、雨から身を護るための斬新なツールが登場してもよさそうなのだが、いまのところその気配は感じられない。
今回紹介するアイテムは、そんな傘を持ち歩くのに最適な、伸縮式のカバーである。傘の先端に取り付けておき、蛇腹を伸ばす感覚で傘をスッポリ覆ってしまうというのがその仕組みである。雨で濡れた傘を本製品でスッポリ収納してしまえば、水滴がしたたることもなく、人ごみの中で傘が他人に触れても大丈夫というわけだ。
一般的には雨傘を覆う用途にはビニール袋が使われることがほとんどだが、お店には置けても家庭に常備できるアイテムではないし、個人での再利用は難しい。その点、本製品は繰り返し使える上、傘に取り付けておけばどこにでも持ち運べる。ややかさばるのが難ではあるが、場所を問わずに使えるのは大きなメリットだ。
本製品がもっとも活躍するのは、おそらく車に乗る時だろう。雨で濡れた傘をマイカーに持ち込む場合、車内のどこに傘を置いたとしても床が濡れてしまう。筆者の場合は後部座席の足元にゴロンと転がして置くのが常だが、これだと足元のシートが水浸しになってしまう。本製品を使えば、手でスライドさせるだけで濡れた傘を覆うことができるので、手間もかからず、狭い車内でも取り回しがラクだ。
傘本体がこれだけ低価格化してしまった現在、例えば本製品を傘の一部として標準装備するのはなかなか難しいだろうが、考えようによっては、傘というツールの今後の進化に影響を与える一品のような気がしないでもない。最近あまり流通しているところを見かけないのが気がかりだが、単なるアイデアグッズで終わるには惜しい製品だけに、再び表舞台に登場することを期待したい。
傘にかぶせたところ。大型の傘もスッポリと覆える。傘の先端の形状に合わせて交換できるアダプタが2個付属する
片手でカンタンにかぶせることができる
先端には開閉式の排水穴がついており、溜まった雨水を排出可能
取っ手がついているので、フックなどにひっかけておける
商品名
発売元・製造元
購入価格
アンブレラカバー
ファイン
1,638円
(後藤 重治)
2006/07/03 11:01
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ケータイWatch編集部
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