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FOMA端末を約2回充電できるリチウムイオン携帯アダプタ
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KBC-L1
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通話やメール、コンテンツ閲覧に加え、最近ではアプリや音楽再生、さらにはテレビやラジオ放送まで楽しめるようになったケータイ。いろんな用途に使えるようになったのはうれしいけど、気になるのがバッテリー。全部の機能を使っていたら、とてもじゃないが、あっという間にバッテリー切れになってしまう。
そこで、いつでも充電できるようにするため、ACアダプタを持ち歩くのもひとつ手だけど、外出先で必ずしもコンセントがあるとは限らない。たとえば、電車やタクシー、バスなどの交通機関は一部を除いて、コンセントがあるはずもなく、カフェなどの飲食店もお店にお願いしなければ、使うことができない。それに、コンセントがあるような場所ではケータイを使うことが多いため、結局のところ、充電しながら、使わなければならないなんてことになる。
そんな「バッテリー足りない~」という人におすすめしたいのが三洋電機の「FOMA用リチウムイオン携帯アダプタ KBC-L1」だ。KBC-L1はFOMA端末に接続できるリチウムイオン電池で、簡単に言ってしまえば、セカンドバッテリーのような存在だ。3.7V/1800mAhのリチウムイオン電池が内蔵された本体には、FOMA端末の外部接続端子に接続できるケーブルがついており、KBC-L1がフル充電された状態で、FOMA端末を約2回、充電できるというシロモノだ。
KBC-L1そのものの充電は、側面のカバーを外して、NTTドコモの純正ACアダプタ「FOMA ACアダプタ01」を接続する。つまり、普段から利用しているFOMA用ACアダプタが利用できるわけだが、FOMA端末の間もケーブルで接続できるため、「ACアダプタ → KBC-L1 → FOMA端末」の順に接続すれば、両方をいっしょに充電することも可能だ。このとき、充電はFOMA端末、KBC-L1の順に行なわれる。KBC-L1は約500回までくり返し利用できるので、地球にもやさしい。
ちなみに、カタログによれば、KBC-L1の出力はDC5.4V/400mAhとなっており、純正の「FOMA ACアダプタ01」のDC5.4V/700mAhよりも少し抑えめ。おそらく、乾電池を利用するタイプよりは本体バッテリーにやさしそうだ。実際に、放電したFOMA端末を充電してみたところ、フル充電に掛かる時間はACアダプタの約1.2~1.5倍程度といったところ(充電するFOMA端末によって差がある)。KBC-L1本体のバッテリー残量はLEDによるインジケータで確認することができる。CHECKボタンを押して、点灯すれば、バッテリー残量が100~25%、点滅すれば、25~5%、点灯も点滅もしなければ、5%未満ということになる。
サイズもコンパクトでかさばらないし、実売価格もそれほど高くないので、FOMAをヘビーに使う人はもちろん、旅行や出張のお供として、ひとつカバンに入れておくと便利なアイテムだ。
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底面部に出力や使用電池が記載されている
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ケータイと接続。2回程度充電できる
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■ URL
製品情報
http://www.e-life-sanyo.com/products/kbc/KBC-L1/
(法林岳之)
2006/06/28 11:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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