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UMPCの時代だからこそ、携帯できる極小キーボード

エレコムのTK-UP84CPBKの大きさがわかるだろうか。後ろに見えるのが通常サイズのキーボードだ。他にホワイトとシルバーがある
 マイクロソフトからUMPC構想が発表され、ソニーからもUMPCではないもののVAIO Type Uが発売され、超小型パソコンが流行の兆しを見せている。しかし、それらはどちらも満足なキーボードを持っていない。Webサイトの閲覧だけならまだしも、筆者のような、“いちおう文筆業”や熱心なブロガーにはちょっと使いにくい。

 と、そこでに必要となるのが持ち運びもできる小型キーボードだ。USBで接続できるキーボードがあれば、文章の入力が圧倒的に楽になる。小型キーボード自体は各メーカーから販売されているが、エレコムのTK-UP84CPは、その中でも特に小さいモデルで、最近、モデルチェンジされたばかりのニューモデルなのだ。

 以前のモデル同様、小さくするために一部のキーはFnキーと同時に押すこと機能させ、キーの数を減らしている。以前はDELキーがFn+F6となっていたのが、新モデルではDELキーが独立して設けられた。これはミスタッチの多い筆者の場合には非常に喜ばしい。筆者の場合は最も多用するDELキーと言ってもよいからだ。

 また、一般的なキーボードにはついているキーの角度がつけられるスタンドがついた。このスタンドを立てておけば、キーボードを垂直に立てておくこともできるすぐれものだ。小さい上に収納の面でも便利なのである。

 もうひとつ、このキーボードはUSBポート用なのだが、付属の変換アダプターでPS/2になる。OSを選ばず使えたり、BIOS設定も確実に操作できるなどPS/2にまだまだメリットも多い。小型キーボードだからこそPS/2と思っていた筆者にはとてもありがたい。

 まだあまり使い込んでないが、小さいことがとにかく便利。将来VAIO Type Uを買ったときにお供に使うのが楽しみだ。


このようにキーボードを垂直に立てておくこともできる。使わないときは机の隅に立てかけておけるのは気に入った キーボードはノートPCと同じパンタグラフ構造。タッチは良くも悪くもない感じ

筆者が最も評価するのはDELキーが独立したキーになったこと PS/2へのアダプターがついているのがうれしい。もう1サイズ大きなTK-UP87CPだとキーボード裏側にアダプターの格納スペースがあるが、TK-UP84CPにはそのような機能はない

製品名 発売元 購入価格 購入場所
TK-UP84CPBK エレコム 3,980円 ヨドバシカメラ



URL
  製品情報
  http://www2.elecom.co.jp/peripheral/full-keyboard/tk-up84cp/


(江須田)
2006/06/19 11:04

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