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「ノートPCスタンド」でデスクトップ環境を作る
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CR-33。液晶が見やすい位置に来るとともに、手前にはキーボードを置くスペースも確保できる
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組立前はアルミ板そのもの。軽量なのでバッグにも収納できる
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先日、会社からA4サイズのノートパソコンが支給された。性能については申し分ないが、ちょっと気になったのは入力デバイス。デスクトップのフルキーボードに慣れていると、どうしても浅いキーストロークやタイピングに違和感を感じてしまうのだ。日常業務で使うとなるとこの違和感はちょっと厳しい。慣れの問題もあるのだろうが、やはり使い慣れたフルキーボードをメインにしたいのだ。
デスクトップからノートパソコンに変わったことで、姿勢にも若干影響が出てきた。デスクトップ用の液晶ディスプレイを机に設置した時、机の上とディスプレイの間には数cmの間隔がある。対してノートパソコンは、底面ユニット部の高さ、2~3cmがせいぜいだろう。小さいようで意外と大きいこの数cmの差は、液晶を見る際の首の傾き加減に影響し、慣れない姿勢を保とうとする余り疲れてしまう。
さらに言えば、ノートパソコンの手前にフルキーボードを置くと、必然的に液晶との間にノートパソコンのキーボードが挟まるスタイルになる。これでは物理的に目と液晶の距離が離れすぎてしまい、これまた液晶が見にくくて不便。近くで見ようと顔を液晶に寄せると姿勢が崩れて疲れるし、なかなかうまくいかないのだ。
そこで購入したのがサンワサプライの「ノートPCスタンド」。ノートパソコンをスタンドに設置することで、設置角度を40~65度の間、5度間隔で調整できるようになる。角度を上げればその分「縦置き」に近くなるため、机と液晶までの間隔が広がり、キーボードを液晶の近くに設置できるようになる。正しい姿勢が保てる液晶の高さと、フルキーボードの適度なポジションを探すことができるようになるのだ。
面白いのはこのスタンド、アルミをくり抜いたようなデザインで、使用しない時はたたんで1枚の薄いアルミ板にできる点。書類と一緒に棚にしまっておいたり、外出する時にバッグに入れて持ち運ぶこともカンタンだ。おまけに重量はわずか395g、これなら気軽に持ち運ぶこともできるだろう。組み立てもネジなどは一切使わず、曲げる・はめ込むといった作業のみ、アルミ板からスタンド形成までの所要時間は5秒といったところだ。このスタンドに設置できるパソコンの条件は、A4サイズ・重量3.5kg以下となっている。カタログなどで重量を調べてから使うとベストだろう。
最近はノートパソコンといえどもデスクトップを凌駕するスペックを持つハイエンドモデルも数多く登場している。普段は自宅やオフィスで使うけど、たまに屋外に持ち出して……、なんて考える方は、デスクトップの代替としてノートパソコンをチョイスしている方が多いだろう。それでも自宅で使う時はデスクトップのような使い勝手を、と考えるユーザーにオススメの一品だ。
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折り曲げてはめ込むだけでスタンドが完成する
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角度は40度から65度の間で、5度刻みに調整可能だ
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
製造元 |
CR-33 ノートPCスタンド |
5,980円 |
ヨドバシカメラ |
サンワサプライ |
■ URL
製品情報
http://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/CR-33/
(古宮 創)
2006/05/23 11:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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