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未経験でも弾けちゃうバイオリン
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サイズはCDケース2枚強。ホンモノのバイオリンより小さい
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小さい頃、ピアノやバイオリンなど音楽系のお稽古事をやっていなくて、演奏できる人を見ると羨ましく思う人もいるだろう。普段はできることをアピールしないが、何かの拍子に楽器が弾けるをアピールするや、それはそれはイメージアップに繋がり、それはそれは弾けない人にとっては羨ましく感じるもので。かといって、いまさらピアノやバイオリンのお稽古事を一から学ぶのもなんだか。
今回紹介する「自動演奏」バイオリンはその名のとおり、弓を弦に当てて動かすだけで、曲を自動演奏してくれる一品だ。ただ弓を当てて動けば音楽が奏でられるのではなく、早く弓を動かせば音楽もそれにあわせて早くなるし、ゆっくり弓を動かせば音楽も比例して遅くなる。弓を弦に当てると、その曲の音階で1音符ずつ音が出て、弓を弦に当てている間、その音が出続けるため、ちゃんと曲として弾けるようになるには練習が必要なので、ただ弾くだけのバイオリンではなく、ちょっとした音楽ゲームのような感覚で楽しめるおもちゃとも言える。音色はもちろんバイオリンの音で、レパートリーは8曲。かなり本格的な(?)なんちゃって演奏ができるのだ。曲目はハッピーバースデー、ジングルベル、ウェディングマーチなどクラシック系のお馴染みの曲。マツケンサンバとか、パーティでも使えるような、ちょっと意外な曲もあったらよかったと感じた。
安いものだから仕方ないとは思うけれど、という前置きをした上で不満点を挙げれば、まず音色はバイオリンの音とは言うものの、ちょっとショボい。また演奏以外のインターフェイス、たとえば曲目の選択の方法とかが分かりにくい。さらに欲を言えば、これは末永く使うパソコンやデジカメやケータイではなく、それらよりも短期間使うパーティグッズ、ないしおもちゃなので説明書要らずで直感的にサクッと覚えたい。また音量調節ができないので、事前に静かに練習したいときや、比較的静かでまったりした雰囲気でちょっと触ろうとすると音が大きくてシチュエーションによっては敬遠してしまうことも。
パーティだけでなく、小さな子供に挙げると喜びそうな一品でもある。ただし、一度触らせると、間違いなく数日単位で長時間バイオリンを弾きまくるだろうから、喜ばれる反面、ある程度の覚悟はしなくてはならないだろう。
また見た目は意外と質感があるので、飽きた場合もどこかに飾ることができる。遊び終わって使わないときも、おもちゃ箱や押入れに入れる必要がなく、インテリアとして利用できる点は実用的だ。
この自動演奏バイオリンの姉妹製品に、自動演奏ハープがある。こちらも機能は同じで、デザインや音色や曲目が異なる。自動演奏バイオリンにハマったら、ハープもどうぞ。
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裏にはボタン3つ
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立てておけばインテリアにも
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
自動演奏バイオリン |
2,100円 |
王様のアイディア |
(山谷 剛史)
2006/04/26 10:59
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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