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コンパクトスケールで小物の重さを測ろう
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CDより小さい大きさ。Palm m100に似た雰囲気
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料理の際の食材や、郵便物や、ジュエリーなどを測るとき「小物の重さを測る」という作業は日常少なからずある。アナログなはかりでも味があるが、デジタルなほうがコンパクトだしカッコイイのでデジタルにしたい。そんな人にお勧めするのが今回紹介する「コンパクトスケール」だ。折りたたみ式になっていて、その姿は往年のPalm m100とダブる。
測り方は簡単で、カバーを開けて、電源ボタンを押して、ディスプレイに0.0と表示された後、60×60mmという正方形のはかりの上に、それより底面積が小さくて500g以下のものを載せれば重さが表示される。当然といえば当然だ。
ちょっと残念なのは、測るだけなのにボタンが3つもあること。少しアバウトな計測で構わないのなら1つのボタンだけで事足りるのだ。OFFボタンと書いておきながら、OFFボタンは電源ONの代わりにもなるので、OFFボタンひとつで電源のオンオフができるし、あまつさえUNITボタンという名のボタンは説明書では「使いません」と書いてある。
「アバウトな計測でも構わないのなら」と書いたのは訳がある。コンパクトスケールの目盛りを修正したいとき、ONボタンを長押し、200gちょうどのものを置くことで目盛りの修正が行なえるのだ。しかし200gちょうどの分銅とかは付属していないので、別途購入する必要はある。とにかくデジタルグッズに疎い人へのプレゼントであれば、OFFボタン以外の2ボタンを隠してしまっても問題はない。
使ってみると、今まで知らなかったものを測るという行為自体が楽しく思えてくる。小型のはかりを買うことによって触発されて、というのもあるのだろうけども、これの重さはどれくらいなのか? あれの重さは? と、なんとなく家中の小物をコンパクトスケールに載せて測りたくなる。おそらくそれは筆者自身がここ10年以上、いやそれ以上、身近のものの重さを測ってこなかったことによる知的好奇心なのかもしれない。筆者と同様、多くの人が「重さを測る」という行為をしばらくしていないだろう。買ってみると案外面白く、暇つぶしにはなるし、小学生以下の子供がいるならいい教育になるのではないだろうか。
今回のコンパクトスケールは500gまで測れるが、1kgまで測れるモデル、2kgまで測れるモデルもある。どれくらいの重さのものを主に測るかでどれにするか決めるとよいだろう。
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コンパクトデジカメを測ってみた
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レンズカバーを測る。意味はないけど楽しい
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
コンパクトスケール |
2,980円 |
アキバガレージ(楽天市場) |
(山谷 剛史)
2006/04/18 10:59
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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