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疲れ半減、効率2倍?! な2ポインタマウス「デュアルポインタマウス」
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通常のマウスとしても、もちろん利用できる
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一日仕事をしていたらマウスの上下左右の移動だけで手首が疲れてしまう、そんな経験があるのは筆者だけではないはず。もちろんキーボードでの操作やそのほかの作業もあるので一概にはいえないだろうが、たかが12インチの液晶画面でさえマウスの移動がおっくうになる日もある。
だいたいマウスポインタが1つしかないのがいけないんだ、複数ポインタが利用できるマウスがあればその疲労も半減するのでは、などと思っていたら、本当にそんな製品が売っていた。それが今回紹介するDIGITAL COWBOYの「デュアルポインタマウス」(DCT-DPM1)だ。
パっと見は普通の5ボタンの光学ホイールマウス。しかし、付属のユーティリティソフトを使うことで、2つのポインタがデスクトップに出現、メインポインタとサブポインタをマウス左横のボタンで切り替えながら操作ができるという。
さて実際に利用してみたが、予想以上に快適だ。たとえばWordなどで文章を作成している時。メインポインタは文字入力画面上に、サブポインタはメニューバー上に常駐させておく。そうすればポインタを上へ下へと移動させることなく、サブボタン一つでフォントや文字の大きさを変更できるのだ。もちろんキーボードのショートカットでもある程度の切り替えは行なえるが、マウス1つで操作できるのは結構便利なものだ。もちろん、Wordだけでなく、ほかのアプリケーションでも有効だ。たとえばPhotoshopの場合は、ツールバー上にサブポインタを置いておけば、ツールの変更が容易に行なえるようになる。
また、ホームページを閲覧している時も、ポインタが2つあればポップアップウインドウや、別ウインドウで開かれたリンク先のページも手早く閉じることができる。さらに、サブカーソルをデスクトップ下に常駐させておけば、最小化したウインドウを手軽に開けるし、またその逆に常にサブポインタを上に置いておけば、素早くウインドウを最小化/最大化させたり、閉じたりすることが可能だ。
複数のアプリケーションの切り替えも手軽。WordやExcel、Photoshop、メールなど、複数のアプリケーションがデスクトップに散乱しているとする。これまでなら重なったウインドウを1つずつ閉じたり、下に重なって少しだけ見えるウインドウまでポインタをわざわざ移動させ、使いたいアプリケーションを最前面に持ってきていたと思う。しかし、ポインタを右と左、または上と下などに置いておけば、手首を大きく移動しなくとも使いたいアプリケーションに手軽にアクセスすることができるのだ。
もちろん通常のマウスとしても利用可能なため、Windows/Mac OSを問わず利用できる(2ポインタはWindowsマシンのみ対応)。2ポインタの切り替えとサブポインタ使用に慣れるまでには少々時間がかかったが、慣れてしまえば結構クセになるアイテムだ。
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Wordのメニューバーに置いておけば、手軽にフォントや文字サイズの変更、ファイルの保存などが行なえる
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複数のアプリケーションが重なっていても、ポインタが2つあるから素早くウインドウを閉じたり、最小化させたりできる。仕事中にコッソリゲームしていても、これならゲーム画面を素早く閉じられる?
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
デュアルポインタマウス (DCT-DPM1) |
DIGITAL COWBOY |
2,980円 |
DIGITAL COWBOYオンラインショップ |
■ URL
製品情報
http://www.digitalcowboy.jp/products/dctdpm1/
(樋口 晶)
2006/04/17 10:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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