|
|
|
板バネ式耐衝撃2.5インチケース「玄蔵」
|
|
|
|
USBケーブルは2本付属
|
|
ケース内部はシンプル
|
PCパーツショップに行くと、「これでもか」とさまざまなメーカーからさまざまななデザインの2.5インチHDDケースが販売されている。インターフェイスはIEEE 1394接続のものはごく僅かでUSB 2.0が圧倒的。これまでは、デザインやメーカー、安さで選んでいた人が多いだろう。
今回紹介する「玄蔵 GW2.5GS-U2」は玄人志向からリリースされた製品で、最近のロジテックやバッファローの2.5インチポータブルHDDでお馴染みになった「耐衝撃」をうたったケースだ。この製品は玄人志向の「セレクト」シリーズに属す。
インターフェイスはUSB 2.0。付属品はケース本体のほか、Windows 98用ドライバーソフトが入ったCD-ROMにUSBケーブルが2本。USBケーブルのうち、1本は電源供給の安定化を図るために、パソコンに接続する側が2つのコネクタを備えたY字ケーブル、もう一本は長さ15cmほどの短いUSBケーブルだ。ちなみに玄蔵側のUSBコネクタは一般的なMini-Bソケットなので、家の中の余ったUSBケーブルを使いまわしできる。また、玄蔵用のキャリングケースもついており、外に持ち出すときなどは付けておいて損はないだろう。
側面のネジ4本と、USB変換基盤とHDDを抑える底のネジ4本で箱の分解や組み立てができる。ツメで本体を支えているわけではなく、HDDの出し入れも難しくはないので、分解・組立中に本体の一部を壊すことはないだろう。
肝心の耐衝撃性能は「耐衝撃サスペンション構造」と呼ばれている。他社製品のように「何cmから落ちても大丈夫!」といった具体的な文言はなく「落下、衝突の衝撃からHDDを守る!」とだけ書いてある。仕組みとしては、ケース内部の板バネがHDDを支えることで衝撃を伝えない、というもの。
ゴムなどの衝撃吸収材が用いられていないこともあって、この仕組みではどの程度の耐衝撃性があるか、微妙なところだが、外付ケースはお金で買えても、何かの拍子でHDDが衝撃を受けて失ってしまったときの大切なデータはお金で買えるものではない。データを失わないためにも、大切なデータを保存する2.5インチHDDのケースを選ぶときは、玄蔵をはじめとする、耐衝撃性にすぐれた製品を選ぶことは、安心料を考えても損はないはずだ。
|
|
ネジをはずすことで簡単に分解できる
|
専用ケースをつけたところ
|
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
GW2.5GS-U2 |
玄人志向 |
2,581円 |
MegaShop「PC EXPRESS楽天堂」 |
■ URL
製品情報
http://www.kuroutoshikou.com/products/etc/gw2.5gs-u2fset.html
(山谷 剛史)
2006/04/05 11:00
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|