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帰国前夜、安心して眠りにつくために「BRAUNのMy目覚まし時計」

BRAUNの置き時計。前面の蓋には、世界の時差テーブルが記載されている。左上には、四角いシルバーカラーのサウンド・センサーが見える
 海外の出張先で心配なことや慣れないことは多々あるが、筆者は、とくに帰国便の発時刻が早朝というシチュエーションが苦手だ。いまだかつて、ただの1回も飛行機に乗り遅れたことはないが、なぜか不安になってしまうのだ。

 過去、1度か2度、目覚ましにホテル備え付けのFMラジオクロックを設定したことがあった。しかし、FMチューナーの同調を少しずらしてしまったために、約束の時間には小さな音のノイズしか鳴らず、目が覚めなくて、遅刻しかかったことがあった。

 普段から、携帯電話のアラーム機能を活用している人なら、たとえ海外のホテルでも携帯電話の時刻を現地時間に合わせ、アラームを設定すればそれで解決だろう。しかし、筆者の場合、朝の目覚めには目覚まし時計独特の「ピピピピッ」という電子音が好きなのだ。

 そんな筆者の希望を100%満足させてくれるブランドモノの時計は、今となっては、ドイツのBRAUN社のトラベルウォッチしかないようだ。筆者が次回の海外出張のために買い求めたのは、BRAUN社の「AB314 vsl (voice control)」だ。小型軽量の置き時計で、BRAUN社製品らしい外観がとても気に入っている。

 voice controlという名称が示すように、BRAUN AB314は、目覚ましの「ピピピピッ」というアラーム音を、「ストップ~」とか、「うるさ~い」とか声を出すことで止めることが可能な特殊モデルだ。仕組みはいたって簡単で、音や声に反応するセンサーが時計の前面に取り付けられており、アラームが鳴っている間に、何らかの音声反応があるとアラームを一時的に止める仕組みだ。もちろん、音声に反応してアラームが停止しても、数分後には寝坊防止スヌーズ機能で、アラームが再度鳴る仕組みは搭載されている。

 ただ、それほど大きな声でなくても、優秀なBRAUNのセンサーは反応してしまうようで、寝言やいびきの癖がある人の場合はそれに反応しないよう、ベッドから多少離れた場所に置く工夫が必要だ。しかし、そうしてしまうと、今度は「ピピピピッ」というアラーム音が聞こえにくいので、適正な距離を試しておくことをおすすめしたい。

 BRAUN社の目覚まし時計には、これ以外に、アラームの鳴っている間に時計本体から出ている赤外線を遮蔽すると鳴り止む機能を搭載しているモデルなどもある。目覚まし時計に向かって手を振る感覚だ。腕時計に比べて、なぜか置き時計市場は低調で寂しい限りだ。そんな時代にあって、BRAUN社の置き時計シリーズは、デザインの素晴らしさと持ち歩く楽しさを教えてくれる一品だ。


時代が異なっても、一目でBRAUNだとわかる統一されたデザインセンス 赤と緑のシンプルなボタンの色と配置は、ユーザーインターフェイスのお手本のようだ

商品名 価格 購入場所
BRAUN AB314 vsl (voice control) 8,925円 Web通販サイト



URL
  「BRAUN AB314 vsl (voice control) 」を扱っている通販ショップの例
  http://www.rakuten.co.jp/blau/693935/697966/


(ゼロ・ハリ)
2006/03/31 11:00

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