|
|
|
にわかミュージシャンにコンビニエント! 「ピックカード」
|
|
|
|
約30年に渡るギターピック・コレクションに、新たにPikCARDが加わった。1枚購入すれば7枚ずつ増えてゆく
|
日本国の少子化高齢化と共に、日本のアマチュアバンドの高齢化も著しく進んでいるらしい。面白いモノで、アマチュアバンドの世界にもそれなりのトレンドがある。音楽のジャンルもそうだが、メンバーの構成員のスタイルもその大きな要素の1つだ。昨今では、学生時代には高価でなかなか買えなかった輸入高級弦楽器を、大人の財力にものを言わせて購入する、30代後半以降の中高年バンドボーイが増加しているらしい。
大学生時代にDeep Purpleのハイウェイスターやレッドツェペリンの1stアルバムを初めて聴いた世代は、すでに50歳を越えている。ミックジャガーの世代はそれより少し前、日本で言う団塊の世代で、まもなく、今まで経験したこともないほどの大量の定年退職者を出し、日本の年金システムの未来を根底からひっくり返すこととなる。きっとこれからも日本のアマチュアバンド人口は増加の一途だろう。
また、多くの日本の大都市では、腕に多少の覚えのあるお客がすぐにライブ演奏をスタートできるように、アンプやエレキギターをはじめドラムセットやPA装置などを備え付け、「演奏もできる小さなクラブ」的なお店も増えてきている。こんな時に腕に覚えのあるギタリストなら必ず必要になるモノがある。「ギターピック」だ。小さなギターピックはどこにでも入るが、小銭入れなどを持たない習慣の筆者などは、いつも肝心な時には紛失してしまっている。
そんな、にわかミュージシャンになる可能性の高い読者諸兄に超便利なギターピックが「ピックカード」(PikCARD)だ。釈迦に説法だが、ギター本体にピックによる細かな傷が付かないように、プロテクトの目的で貼ってある黒や白いプラスチックの板は「ピックガード」だ。日本語で書くととても紛らわしい。
米国生まれのPikCARDだが、最近は国内でもほとんどの楽器屋さんでハンギング状態で売られているため、容易に見つけることができるだろう。プロダクト名の印刷された部分を折ることで、4枚のピックが取り出せる。クレジットカードサイズのプラスチック板なので、財布にも収納は容易だ。店舗で吊るすための、プロダクト名称の印刷された部分も、3枚のピックになる。価格性能比とモビリティ性能は抜群だ。
筆者は、新宿のライブハウスに向かう靖国通り沿いの楽器店で何枚かのPikCARDを購入した。「ピックカード」は年齢を問わず「にわかギタリスト」必携のミュージック・ツールだろう。
|
|
真ん中付近で折れば、下半分はクレジットカードサイズ
|
いったんもぎ取ったピックも、上手く元の穴に戻せばモビリティ・パワーは落ちない
|
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
PikCARD(ピックカード) |
1枚数百円ていど |
新宿ミュージックランド・キー |
■ URL
「PikCARD」製品情報(英文)
http://www.pikcard.com/
「PikCARD」を扱っている国内通販サイトの例
http://www.apollonmusic.com/c_menu/pikcard/pikcard.html
(ゼロ・ハリ)
2006/03/22 10:40
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|