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飲みにくい錠剤を見事に2分割する「タブレット・カッター」
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米国では比較的ポピュラーな「錠剤カッター」
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糖衣錠以外の錠剤を見事に2分割してくれる優れものだ
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風邪薬や鎮痛剤など、年齢によって1回に服用する分量が異なる薬は珍しくない。さらに体の大きさや年齢、症状などによって、1錠ではなく、1錠の半分を飲みたい、飲ませたいということもあるだろう。また、医薬品ではないが、米国製のビタミン剤など健康食品のジャンルでは、巨大なタブレット製品も多く存在する。そういう場合にも、1錠の薬を分割する必要性がある。
そうしたシチュエーションにおいて、割るための溝すらない小さな錠剤でも、見事に真っ二つに割ってくれるツールが米国には存在する。「タブレット・カッター」と呼ばれる便利ツールには、堅い錠剤を片手で軽く見事にカットするために、鋭い刃が付いている。
もっとも、製造者責任の厳しい米国製品だけあって「タブレット・カッター」には、子供でも十分安全に取り扱えるような工夫がされているため、心配は無用だ。錠剤を分割すべく、本体の蓋部分にあたるカッターの刃の取り付けられた透明のプラスチック部分を引き上げると、自動的にカッターの刃の部分がスライドするプラスチック製保護板で全面カバーされるように作られている。
完全に蓋を開けきったら、逆V字型になった一番奥に、2つに分割したい錠剤を置く。後は、蓋を閉めれば、自動的にプロテクション機能として働いていたプラスチック板はスライドして、鋭いカッターの刃がいとも簡単に錠剤をカットする。蓋を開けている間はカッターの刃が露出しない超安全設計なのだ。
タブレット・カッターの本体の手前内部には、常備薬のピルケースの役目を果たすスペースもあり、ここにいろいろな錠剤を詰めて持ち運べば一石二鳥の便利さだ。聞いた話だが、薬の適度なサイズは、人間が紛失しないためと、もう1つ、実は効果のある薬の成分そのものは、本当は手でつまめないほど少量なので、わざと大きくするために、無害な物質でそこそこの大きさにしている、というお話がある。
そんなわけで、少量の薬でも大きな薬効を持つものも少なくない。注意してほしいのは、半分に分割するのは服用しやすくするためであって、服用年齢に満たない小さな子供に投与するためではないということだ。薬の服用に関して、特に対象が子供の場合は自己判断は避け、まず医師に相談することをお勧めしたい。
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蓋を開けると、鋭いカッターの刃は自動的にスライドするプラ板によってプロテクトされる
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蓋を閉めると、超堅そうな錠剤も押しつぶされるように分割される
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
Safety Shield Tablet Cutter |
約7ドル |
米サンフランシスコのスーパー 「Walgreens」 |
(ゼロ・ハリ)
2006/03/14 10:53
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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