本日の一品 LANケーブルの断線を疑ったら、この小型テスターでチェック！

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LANケーブルの断線を疑ったら、この小型テスターでチェック！

LD-CTEST2本体。両端にRJ45コネクタを配したシンプルなフォルム

　LANケーブルの断線というのはなんとも厄介だ。ビデオやアンテナケーブルといった映像系のケーブルの場合は、画像が映るかどうかでトラブルを視覚的に判断できるし、ケーブルの挿し忘れや接続ミスを除けば、これ以外の原因というのはあまりない。音声系のケーブルや、データ転送系のケーブルでも、基本は同じだ。

　それに比べLANの場合は、ネットワークアダプタ側やハブ、ルーター、果てにはWebサーバー側など、通信の際にトラブルが起こる可能性のある箇所が山のようにある。「いつも見ているサイトが見られない」というトラブルひとつをとっても、なかなか原因が特定しにくいのである。しかもLANケーブルに限って言うと、外見が同じでストレートとクロスの2種類の結線が存在することも、分かりにくさに拍車をかけている状態だ。

　今回紹介する超小型LANケーブルテスター「LD-CTEST2」は、LANケーブルの断線チェックのみに機能を絞り、5,000円を切る低価格を実現した簡易テスターだ。特徴はなんといってもそのコンパクトさ。LANケーブルの延長コネクタと見紛うばかりの筐体は、同等品を圧倒するコンパクトさだ。

　使い方は、本体両端のコネクタにLANケーブルを接続したのち、本体のスイッチをONにするだけ。LANケーブルの結線状況が、LEDでわかりやすく表示される。なんとなく挙動が怪しいLANケーブルというのは、素人の手には負えないものだが、本製品があればそれらを一瞬でチェックできる。

　この種のテスターは従来、パソコンやネットワークに詳しい人が持つアイテムというイメージだったが、この製品はネットワーク機器にありがちなメカメカしさもなく、ストラップを通す穴もあるなど、ホームユースを強く意識した製品だ。ネットワークが家庭に浸透してきた今日、家庭内の各部屋にLANケーブルが敷設されている環境は決して珍しくない。家庭内LANを組んでいる人など、ライトユーザーにこそ利用をおすすめしたいアイテムだ。


長さ約5cm。消しゴムを一回り分厚くした程度のコンパクトさで、ポケットに入れておいてもかさばらない	ボタン型電池（LR1130）3個で駆動する


両側のRJ45コネクタにLANケーブルを挿し、スイッチを入れるとLEDが点灯。1－8番ピンの導通チェックはもちろん、ストレート/クロスケーブルの判別もOK	親指の先にあるのがスイッチ。スライド式で、かなり小さい

品名	発売元	購入価格
LD-CTEST2	エレコム	3,980円

■ ＵＲＬ
　製品情報
　 http://www2.elecom.co.jp/products/LD-CTEST2.html

（kizuki）
2006/03/13 10:58

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