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卓上に赤が映える組替式カレンダー「Module」
高さは15センチ程度。3つのモジュールから構成されている
パッケージ。各パーツが折りたたまれて封入されている
新年に買った月替わりのカレンダーが、自分にとって本当に必要なものだったか、わかるのは、2月になってからである。年が明けて1カ月が経過し、はじめてカレンダーをめくるタイミングである2月1日に、きちんと気づけば合格。それに気付かず、4月くらいになってようやく「うわっ、このカレンダー1月から全然めくってないよ!使ってねーじゃん!」と気付くようであれば、もうそのカレンダーはいらないモノ認定である。
筆者の場合、デザイン重視、見た目重視でカレンダーを買い求める傾向が強いせいか、このハズレ率がかな~り高いような気がする。毎年毎年、春になるとカレンダーを見つめて鬱になるのは、春の陽気がうらめしいからではなく、せっかく選び抜いて買ったカレンダーを使いこなしていない自分に気付き、ガックリ来るからである。
そんな中、筆者にしては珍しく、きちんと使い続けているカレンダーが、今回紹介する「Module(モジュール)」だ。本製品はジグソーパズルに似たピースをつなぎ合わせ、1カ月ごとに連結の順番を変えることで、現在の月を上部に持ってこれるという、卓上型カレンダーだ。
こういった雑貨の中には、「組み立てる」という工程が、製品としての魅力を高めていることが少なくない。本製品はその典型的な例で、組み立ての工程、さらに毎月ブロックの順番を組み替えるという作業が、製品の大きな魅力になっている。これが完成品だったら、おそらくテーブルの片隅にぽつねんと置かれたまま、2月以降は触れることすらなかったかもしれない。
カラーリングもシンプルかつ鮮やかで、家具とのコーディネイトもしやすい。筆者の場合は濃いオーク地のパソコンデスクの上に置いて使っているが、赤が映えてよいアクセントになっている。
素材は紙オンリーなので、リサイクルも簡単だ。今から2006年のカレンダーを買い求めるというのは酷だが、おそらく毎年リピートで販売されている製品だと思われるので、興味を持たれた方は次の年末に狙ってみてはいかがだろうか。
パーツ一覧。月毎のカレンダー12枚と、上面の3枚の計15パーツで構成
奇数月が白、偶数月が赤になっている。素材はすべて紙製
ジグソーパズルのように連結する。はめ込むだけでOKだ
3つのモジュールが組みあがったところ。これを縦に連結させれば完成だ
連結させているところ。モジュール単位で組み替えることができる
2月になったら、1→2→3月の並びを、2→3→4月に並び替えて使用する
品名
発売元
購入価格
good morning original calendar 2006
“Module”
グッドモーニング
1,260円
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URL
製品情報
http://www.goodmorning.co.jp/works/ca/ca_07.html
(kizuki)
2006/02/22 11:04
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