|
|
|
SDカードが便利なHDDナビ「Strada CN-HDS620D」
|
|
|
|
Strada CN-HDS620D。トップメニューは利用頻度の高いメニューを大きく表示し、とにかく操作が分かりやすいのが便利
|
|
液晶裏にはDVDドライブとSDカードスロットを備える。このSDカード連携が便利
|
昨年末、待ちに待ったボーナスが支給され、これを元手に以前から欲しかったカーナビを購入することにした。各社とも様々な趣向や機能で満載の昨今のカーナビだが、その中から筆者が選んだのは、パナソニックの「Strada CN-HDS620D」だ。同社の据え置き型カーナビのラインナップの中では、HDD搭載のエントリーモデルということで全体の中ではミドルクラスと言えるポジションにある。
「CN-HDS620D」は2DIN一体型モデル。最近の国産車であればこの規格に適合した取り付け枠が用意されているケースが多く、ラジオレス車であればそのまま、オーディオユニット搭載車は交換することで装着できる。
液晶は7型ワイド、解像度は234×480のWQVGA。VGA液晶を採用するハイエンドモデルに比べると精細さの面で劣ることは否めないが、ナビそのものの機能や収録データには大きな差は無いので、「精細なナビ画面を見たい」とか「DVDを綺麗に見たい」「DTS対応で車内で劇場のような音響効果を!」というニーズを持たない筆者にはこの液晶で必要十分だ。
さて、ナビゲーション機能の性能ももちろんだが、筆者が本機を選択した一番の理由はHDDオーディオの機能。各社のHDDナビには楽曲を蓄積、再生できる機能が盛り込まれているが、肝心なのはその取込手段だ。多くのナビがCDを挿入して、ナビ本体でリッピングする方式なのに対し、CN-HDS620DではSDカード経由で手持ちのMP3をナビに転送できる筆者が使っていたポータブルMP3プレーヤーの占有ファイルサイズは3GB近く。その中からお気に入りの楽曲だけと絞ったとしても、イチからまたリッピングしてナビ本体にストックしていくのは非常に面倒だ。SDカード経由で、既に持っているMP3の資産を手軽にナビで活用できるのは非常に便利だ。
また、Stradaは「エンタメバンク」という機能を持っており、画像ファイルや、同社のDVDレコーダー「DIGA」で録画した映像データなどもSDカードを使って転送、ナビ本体で楽しめる。また、発売後に登場したコンビニなどの店舗情報もサポートサイトから提供される予定になっており、こうしたランドマークの登録・更新においてもSDカードが大活躍する。
ナビそのものの使い勝手も、利用頻度の高い検索メニューや機能を、トップメニューにアイコン表示できるなど、「機械操作が苦手」なんて人もスムーズに使えそうだ。幅広い方々に勧められる一品だ。
|
|
SDカードから取り込めるデータはこんなに。音楽データはMP3対応だ
|
取り込んだデータはアルバムやアーティスト別に一覧表示され、あとは画面をタッチするだけ
|
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
Strada CN-HDS620D |
松下電器産業(パナソニック) |
135,800円 |
ECカレント(通販サイト) |
■ URL
製品情報
http://panasonic.jp/car/navi/products/HDS630_620/
(古宮 創)
2006/02/20 11:01
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|