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第四の「のり」革命! ドットライナー
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青い方がしっかり貼るタイプで黄色い方が貼ってはがせるタイプ
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筆者はMOLESKINEの手帳を使い始めて以来、着々と文房具好きの道へと進んでいるようだ。かつては、毎日のように寄る店は本屋ぐらいしかなかったのだが、だんだんと文房具屋にも日々立ち寄るようになってきている。
とはいえ、文房具そのもの知識が豊富なわけではないのだが、そんな筆者から見ても、最近いろいろとユニークな製品を出しているのがコクヨだ。角だらけの消しゴムこと「カドケシ」や、従来よりもスリムになったノートなど、面白い発想の商品がいっぱい出ている。
そのコクヨが「新時代の文具のり」と言い切っているのが、今回紹介するドットタイプのテープのり「ドットライナー」だ。文具のりは「でんぷんのり時代」「合成のり時代」「スティックのり時代」と進化してきたが、これからは、このドットタイプの「テープのり時代」というわけだ。
「ドットライナー」は、一見すると単なるテープのりだが、テープに付いているのり部分がドット(点)の集合になっているのが特徴だ。そもそもテープのりはスティックのりの弱点であった「蓋を閉め忘れると乾いてしまう」「最後まできれいに使い切ることが難しい」という弱点を克服している。が、従来のテープのりはテープ全体に付いているのりを転写するようにするので、やや操作感が重い感じがした。のり部分がドットになることによって、操作感は軽く、そして思い通りの場所でピッとのりが切れるようになっている。細かな点のように思えるが、実際に使ってみると操作感はかなり向上しており、使っていて気持ちがいい。
現在、「ドットライナー」には「しっかり貼る」タイプと「貼ってはがせる」タイプの2種類がラインナップされている。筆者はこのうち、「貼ってはがせる」タイプがお気に入り。メモを取ってはそれを付箋のように軽く貼ることができるからだ。ただし、この「貼ってはがせる」タイプは、確かに貼った後にさくっとはがすことができるのだが、貼っていた場所にややドットが残る場合がある。こすれば簡単に落ちるのだが、どうしてもよごしたくない物には貼らないようにしよう。
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操作感は実に軽快で、思い通りにのりをつけられる
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普通のメモ用紙もあっという間に付箋紙になる。しっかり貼るタイプはスクラップブックで使用中だ
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
「ドットライナー」(しっかり貼る)
「ドットライナー」(貼ってはがせる) |
コクヨ |
各420円 |
東急ハンズ新宿店 |
■ URL
製品情報
http://www.kokuyo.co.jp/stationery/dotliner/
(杉村 啓)
2006/02/16 12:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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