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犬のベッドは犬が一番知っている。犬の生活「スクエアカドラー」
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夏の暑い季節は玄関の石のタイルの上で寝る我が家の息子だが……
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犬の飼育本によると、犬を飼っている家庭でやらなければいけないこと、やってはならないことが、事細かにいろいろと記述されている。パソコンでワープロを打つ犬はいまだかつて見たことがないので、犬がその原稿を書いたとは思えないのだが、広い地球上には、人間に生まれたにも関わらず、犬の気持ちになって体験や気持ちを原稿にできる優秀な人間が居るようだ。
そんな書籍の中で読んだ、犬を飼う人が心得ておくべきルールの1つに、「犬の寝場所は1カ所に決める」というのがあった。そういう意味では筆者宅は最もダメな家庭の代表だ。筆者宅は都内の極めて小さなマンションだが、リビングをはじめ、寝室や娘の部屋、筆者のローテク秘密基地に至るまで、マンション中の4部屋全部に愛犬「シーザー」の何らかの寝床がある。
家族で買い物に出かけた時などに、愛犬ショップを覗いては、同じ過ちを何度も繰り返して来ている感じなのだ。最も最近購入した愛犬のベッドは、リビングのソファの横に置かれており、家族からは「本殿」と呼ばれている犬バカ環境だ。「スクエアカドラー」という、カッコいいのか悪いのか判断しかねる商品名が付けられた少し大きめのベッドを、我が家のドラ息子、シーザーはめったやたらと気に入っているようだ。
「スクエアカドラー」は一見したところ、機能的にはあまり工夫のない真四角のベッドだ。しかし、シーザーの行動を見ていると、このベッドがシーザーにそれほどまでに気に入られている理由がよくわかる。基本的には枕の代わりになる突起物が必要なのだ。常に三方にある縁の左右のどこかにあまり重いとも思えない小さな顎や、少し重い頭を横にして、縁に乗せて寝ていることがほとんどだ。お陰で、最近では、左右の縁が外側に広がり、「スクエアカドラー」は先の広がった「ちりとり」のような形状となりつつある。
縁に頭を乗せると、縁は倒れそうで倒れず、適度なテンションでタクタイル感を感じる「スクエアカドラー」は、我が家のシーザーにとってはベストベッドなのだろう。マジに何匹もの体験モデル犬を繰り返し使って、商品開発したのかと思われるほどの気に入りようだ。うっかりすると、人間のベッドよりも高価かもしれない「スクエアカドラー」だが、貴方の家のペット君にとってもお気に入りの「本日の一品」になるかもしれない。
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リビングにセットした「スクエアカドラー」を購入して来た日は、横目で見ながらなかなか入ろうとしない
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すぐに超お気に入り、スヤスヤ状態。昨今では本格的に寝るときはいつもこの状態
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| 商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
| スクエアカドラー |
17,000円 |
「犬の生活」銀座本店 |
■ ＵＲＬ
「犬の生活」Webショップ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/inunoseikatsu/
（ゼロ・ハリ）
2006/02/10 10:48
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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