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SDカードに特化した携帯用カードリーダー

「USB2-SD」本体。USBメモリをひとまわり大きくしたサイズ

ポートの位置が片方に寄っているので、隣接するUSBポートへの干渉を最小限にとどめている
 アイ・オー・データ機器の「USB2-SD」は、SDカードとminiSDカードの読み書きに特化したUSB接続のカードリーダーだ。miniSDカードは、アダプタなしで直接読める。本体サイズもUSBメモリをひとまわり大きくした程度と、持ち運びに適したコンパクトサイズの製品だ。

 筆者の場合、デジカメと携帯電話でそれぞれSDカードとminiSDカードを使用しており、他のメディアを使う機会はまったくない。しかし、現在市販されているカードリーダーは「ほぼ全てのメディアに対応するマルチタイプ」か「単独のメディアにのみ対応するシングルタイプ」の二者択一で、中間層の製品がほとんど存在しない。もしあったとしても、「miniSDカードとメモリースティックDuoに対応」など、どんなユーザーが使うのか、好奇心をそそられる組み合わせだったりする。

 マルチタイプのカードリーダーは、多くのメディアに対応する反面、ボディサイズが大きく、持ち運びに向かない。かといって、シングルタイプのカードリーダーを2つ持ち運ぶのは効率が悪すぎる。miniSDカードに変換アダプタを装着してSDカードスロットで読み書きする方法もあるが、変換アダプタは華奢な上に紛失しやすく、取り扱いに気を遣う。そんなわけで、筆者としては、アダプタレスでSDカードとminiSDカードがシームレスに使える製品がないか、長い間探していたのである。

 その結果見つけたのが、この「USB2-SD」である。求めていた条件をクリアしているだけでなく、USBメモリとよく似たスティックタイプなので、カバンの中に放り込んでおいても邪魔になりにくい。重さもわずか16gと軽量だ。

 他社にも同等品はいくつか存在するが、筐体がちょっと大きかったり、USBポートが常に露出状態であるなど、持ち運びするには気がひける。本製品はサイズもコンパクトで、USBポートを保護するキャップが付属するなど、携帯性を考慮した設計なので安心して利用できる。

 読み書きの状態を示すアクセスランプも装備するなど、小型ながら機能面も充分。現在のSDカードとminiSDカードのシェアを考えると、本製品のような携帯用リーダーライターは、筆者ならずとも求めるユーザーはかなり多いのではないだろうか。


SDカードを挿入した図。差し込むとアクセスランプが点灯する miniSDカードを挿入した図。SDカード挿入時と異なり、メディアを裏表逆に挿入する

品名 発売元 購入価格
USB2-SD アイ・オー・データ機器 1,780円



URL
  製品情報
  http://www.iodata.jp/prod/pccard/readerwriter/2005/usb2-sd_ms_cf/


(kizuki)
2006/01/16 10:59

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