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家のアレコレをいろいろチェック サイバーな測定器「イーメジャー」
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イーメジャー
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壁までの距離を測る。1.46mと出た
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壁の裏の配線ってどうなってたっけ? 柱はどこに立ってたか? 壁紙の長さはどれくらい? 天井の高さは? そんな引越しや家具の移動などで悩みごとができたとき、サイバーに活躍してくれるナイスなデバイス、それが今回紹介するイーメジャーだ。
イーメジャーは、液晶ディスプレイといくつかのキーを備える。分厚い電卓のようだが、中には超音波による計測システムが組み込まれている。これにより、距離を測定したり、間柱を検知したり、電線を検知することができる。
最も多用しそうな距離測定機能の操作は簡単。電源を入れて、壁や天井に向けて垂直にイーメジャーを向け、ボタンを押すだけで画面には測定結果が表示される。部屋の幅を調べたければ、部屋の間に立ち、まず測定者から一方の壁までを測り、次にもう一方の壁までを測ればいい。天井の高さを調べたければ、決まった高さから天井まで、そして床までの長さを測る。
イーメジャーの表面のボタン類はまさにこのためにある。実は、測定結果の足し算・掛け算ができるのだ。これにより、部屋の幅や天井の高さなどを、足し算することで測量でき、また掛け算によって、部屋の面積や容積を求めることも可能なのだ。実に簡単に操作でき、一度やってみれば巻尺要らずになることうけあいだ。
このほかには、間柱検知機能と電線検知機能も備わっている。どちらもあまり日常では使わないかもしれないが、「大昔、宝探しが好きだった」なんていう人にはお勧めしたい。スイッチを間柱検知機能または電線検知機能のマークにセットし、オンにすれば起動。間柱検知機能では、イーメジャーを壁に近づけ、「ピッピッピッ」とブザーが鳴れば、そこに間柱があるという仕組み。同様に電線検知機能であれば通電中の電線に近づければイーメジャーのブザーが鳴る。一度使えば、指で壁を叩いて音で聞き分けるという方法がいにしえの技に思えてしまう。
気になるのは、やや入手しにくい角型電池で駆動すること。単3電池などであれば、家捜しをすればすぐ予備が見つかるだろうが、利用シーンが限られる角形電池をストックしておく人はあまり多くないだろう。
何はともあれ、自宅の中であちこち動き、いろいろな長さや、壁の裏側をイーメジャーで調べるのは楽しい。サイバーな測定器が欲しい人にはお勧めの一品だ。
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本体裏側には本体の簡単な説明が書かれている
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壁の中の配線を探る検電モード。使用中のコードにも反応
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
イーメジャー |
東洋トレーディング |
4,980円 |
王様のアイディア |
■ URL
製品情報
http://www.to-conne.co.jp/trd/tr2/eme/main.html
(山谷 剛史)
2005/12/27 11:11
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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