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gigashotで気軽にムービークリップ!
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東芝のHDDビデオレコーダー「gigashot」
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携帯電話、カード型デジタルカメラとのサイズ比較。ビデオカメラとしては非常に小型軽量の部類に入るだろう
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東芝からリリースされた0.85型HDD内蔵のビデオカメラ「gigashot」。AV Watchでもレビューが掲載されているので、ご存じの方も多いだろう。ちょうどビデオカメラの導入を考えていた時に発表され、「これだ!」とばかりにオンラインショップ「shop1048」で「バスケットに入れる」ボタンを力強く押下。アンケートに答えるというモニター制度を利用したとは言え59,800円という価格、かなりお買い得だったと感じている。
箱を開けてまず驚いたのはそのコンパクトさ。コンパクトデジカメよりは若干大きいが、それでもバッテリーを入れて約260gという重さ、そして片手で軽々と持つことができるサイズに収めたのはお見事。DV方式のビデオカメラであればコンパクトな製品も存在しているが、ランダムアクセスが便利なDVD-RやDVD-RAM方式のビデオカメラは、メディアの大きさに制限を受けるためボディが大きくなりがち。そこを小型HDDを採用することでランダムアクセスの利便性を踏襲したまま、小さなボディが実現されている。
ハードウェアとしては光学5倍、f3.3、38mmと、ビデオカメラとしてはやや広角よりなレンズを搭載し、0.85型4GB HDDにMPEG-2方式で映像を記録する。ビットレートは最高画質のHQモードで6Mbps、記録時間は約85分とちょっとしたショートムービーを撮る用途であれば十分だろう。もちろんSP/LPとビットレートを落とすことで長時間録画にも対応する。他社のHDDムービーはHQモードのビットレートが10Mbps前後であるため画質にやや難があるかと思ったが、試し撮りした映像を観る限りではそんな印象はなく、満足できる画質を実現できているという感じだ。
また、片手で操作する4方向ボタン+ジョグダイヤルの操作性は良好。クルクル回してピピっと設定、ユーザインターフェイスも分かりやすく、直感的な操作ができるので、デジカメの操作に慣れている方であれば大抵のシーンにおいてスムーズに操作できるだろう。
ビデオカメラと言えば「重い・大きい・持ち歩くのが面倒」というイメージが先行し、運動会や結婚式といったイベントシーンにしか持ち出さないかもしれない。しかし、「gigashot」は、コンパクトかつ軽量で、デジカメを持ち歩く感覚で携帯できるのが何よりの魅力だ。いつもカバンに放り込んでおき、日常の風景でも珍しい光景でも「残したいな」と思ったらサっと録画開始。そんな日常のひとコマをどんどん撮り溜め、気軽に映像をDVD化してコレクトできる。デジカメのように気軽に映像を残したいというライトユーザーには絶対お勧めの一品だ。
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液晶も精細。操作方法がオーバーレイ表示されるので操作も簡単だ
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クレードルと小型アダプター。自宅ではクレードル、出先にはアダプターと使い分けられる
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
gigashot |
東芝 |
59,800円 |
Shop1048 |
■ URL
製品情報
http://www.toshiba.co.jp/digital/v/index_j.htm
(古宮 創)
2005/12/13 10:59
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
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