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セキュリティ・セーフな形状記憶式「西洋巻物型ネームタグ」
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ちょっと見ただけではいったい何なのかよくわからない
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海外旅行に限らず、旅行トランクや少し大きめの鞄にネームタグは不可欠だ。海外旅行のたびに旅行代理店がくれる1回きりの紙製タグも悪くはないが、できればネームタグにも少しははこだわりたい。しかし、ネームタグも旅行先によっては利用に多少のセキュリティ的危険が伴うので、とくに治安の悪いところでは注意した方がいいようだ。
筆者が初めてニューヨークを訪れた頃などは、「ネームタグは付けないこと」と、旅行代理店の担当者や現地に住んでいる日本人から真顔で言われたものだ。
飛行機が目的地に到着し、ターンテーブル上を回転している多くのスーツケース。ここで持ち主がピックアップする前に、スーツケースに取り付けられているネームタグを見て外にいる仲間に連絡する。連絡を受けた仲間は、その人の名前を書いたWELCOMEボードを到着ロビーで高く掲げて誘導するという手口が使われていたという。普段なら気づきそうな稚拙なトリックでも、初めての海外旅行ではひっかかってしまう日本人も多かったようだ。
米国では、やはりセキュリティ上の配慮から、ホテルのキーホルダーに部屋番号の記載がないのが普通だ。自宅の玄関先に表札のないのも、米国ではごく普通のことだ。これらの習慣は、最近では日本国内でもよく見かけるようになった。特に、女性の一人暮らしの場合、あえて表札を掲げない人が、犯罪件数の増加とともに増えている。男性名を掲げたりすることもあるようで、突然、娘を訪ねてやってきた田舎の母親などとの間で誤解を招くケースもあるらしい。
本日ご紹介する「Luggage Marker ID Tag」は、一般的なトランクやスーツケースに取り付けるネームタグとは異なり、その表面に氏名や住所などの文字を記載しないタイプだ。放っておくとクルクルと自然に円筒状になる癖を付けたゴム状の素材を採用、両手の指先を使って広げることで、初めて持ち主の情報を読み取れるという安全設計だ。
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このように押し開いて中に、油性ペンで名前やアドレスを書き込む
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旅行トランクに取り付けても普段は中に書いてある内容は読めない
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
サムソナイト社 ラゲッジ・マーカーIDタグ(2個セット) |
約10ドル |
米アトランタ ヒルトンホテル内のショップ |
(ゼロ・ハリ)
2005/12/01 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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