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携帯に便利な「FingerMouse」
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FingerMouseとキャリングポーチ
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光学式センサー。右にあるダイアルのようなものはホイール
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マウスは毎年数多くの新製品がリリースされ、その結果、多種多様な製品が店頭に並んでいる。たとえば機能を追及したものだったり、手に馴染むデザインを追及したものだったり、また小ささを追求したものだったりするわけだが、今回紹介するのは小ささを追求したグリーンハウスの「FingerMouse」だ。携帯性を追求した大きさは24.5×85.0×19.0mmで、重さは約45g。光学式で、分解能は800dpiだ。
細長いボディで携帯性には優れているだろうが、ここまで小さなマウスは実用的なのだろうか? そこには変わった工夫が施されていて、FingerMouseの最大の特徴となっている。ボタンは1つのみで、ボタンの上部をクリックすると左クリック、下部をクリックすると右クリックとなる。クリックボタンが中央にあるため、ホイールは右端にダイアル形状で配されている。私の場合、親指と薬指でマウスをつまみ、人差し指でクリックボタンを、中指でホイールを動かす。普段人差し指がボタン上部に軽く載せているので、左クリックは容易だが、右クリックとなると人差し指を普通のマウス以上に曲げなくてはならないので、最初は違和感を感じるし、クリックにかかる時間も若干かかる。
グリーンハウスでは、左右どちらの手で馴染むとしている。確かに形状的には左右どちらの手でも問題なさそうだが、クリックボタンの操作を考えると、右利きの人ならば、ホイールは右手の中指で操作することになる。一方で左利きの人ならば人差し指をクリックボタンに置くと、右にあるのはマウスを握る親指のみで、結局ホイールも人差し指で動かさなければいけないだろう。左手でも使えるだろうが、右利きのほうが便利と言えるため、ちょっと注意したいところだ。その使用感は、クセがあるため、最初は違和感がある。ただし、いずれは慣れるものだろう。
付属品として、専用ポーチや1.5mのUSB延長ケーブルがつく。特別なドライバーソフトは要らない。実用的に使えるマウスでは、携帯できる最小の製品としてお勧めしたい一品だ。
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実際使うとこんな感じ
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左手だとホイールに指がかからない
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
FingerMouse |
グリーンハウス |
2,480円 |
ヨドバシカメラ |
■ URL
製品情報
http://www.green-house.co.jp/products/mouse/fingermouse.html
(山谷 剛史)
2005/11/25 10:35
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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