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高反発で首を支える「バイオシェイプまくら」
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バイオシェイプまくら。一見するといわゆるテンピュールタイプの枕と区別がつかない
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この夏、筆者は背中を痛めてしまった。ある日の朝、起きてみるとどうにも痛い。寝違えたのかと整形外科に行ってみると、どうも筋肉が弱っているために、頭を支える首に負荷がかかりすぎ、そこから背中を痛めたということらしい。何のことはない、日ごろの運動不足が祟ったのだ。それ以来、しばらくは朝起きると背中が痛いという日々が続いた。
こうなった筋肉を鍛えて頭をしっかり支える体を作らなければならない。だが、いきなりの筋トレは筆者のような怠け者には向いていない。というわけで、まずは体にやさしい環境づくりから行なうことにした。そこで注目したのが枕だ。昔から枕が変わると眠れないという人がいるぐらい、枕は睡眠において重要なアイテムと言える。また、枕が合わないと寝違えてしまったり、首に負担がかかってしまう。朝起きると背中が痛むということは、寝ている間に首に負荷がかかっている、つまりは枕が体に合っていないのではないだろうか。
枕にお金をかけると言えば、すぐに思い浮かぶのがテンピュールのような低反発枕だろう。だが、筆者はテンピュールではないものの、実は低反発枕を使っていた。それでも背中が痛むということは、低反発枕が体に合っていない可能性がある。そこでいろいろと調べて購入したのが、このマニフレックス「バイオシェイプまくら」だ。
この枕は高反発の素材を使って「首を支える」ということを主眼においている。体圧の分散を目的とした低反発枕だと、どこまでも沈み込むような感じになってしまうが、このバイオシェイプまくらは高反発なため、それほど沈み込むような感じはない。この高反発(エリオセルという素材らしい)が、首を支えるのだ。上向きだけではなく、横向きで使ってもしっかりと支えてくれるため、寝返りをうったり横向きに寝る人でも安心して使用することができる。
この枕の面白いところは、高反発素材を使っているので割とひどい扱いをしても簡単に元に戻る。実際、専用のケースに入れて、くるくると巻き寿司のように枕を巻いて持ち歩くこともできるという。使ってみると、筆者には合った枕のようで、寝違えも起きず、背中の痛みも軽減された気がする。
「低反発枕が合わない、もっと固い枕が好みだ」という方は、一度使ってみてはいかがだろうか。ちなみに筆者が購入した青山のショールームでは実際に試用させてもらえるので、身体に合うかどうか心配な方は行ってみるといいだろう。
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イタリアのメーカーということで、カバーのファスナーもイタリアっぽい
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基本的には、このへこみ部分に首をあてて寝ることになるが、別に体勢はどうでもいいらしい
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■ URL
製品サイト
http://www.flag-p.com/
(杉村 啓)
2005/11/15 10:50
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