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行き詰った会議、会話の途切れたデートに。「ガムヌードル」製造器
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「ガムヌードル」は、お菓子で遊ぶ玩具なのだ
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見事にシュレッダーされて出てくるガムには感動を覚える
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筆者の住む台東区は、気取ったところのない古くからの下町だ。一年を通じて、ほとんど毎月のように何かしらお祭りがあって、毎日が賑やかだ。同時に、国立美術館や博物館、東京芸大などがあり、ちょっとアカデミックな顔もあわせ持った街でもある。
浅草や日暮里と聞けば、あまりご当地に詳しくはない筆者のような関西人でも、思い当たるのは玩具と駄菓子だ。台東区にあるそうした玩具会社のひとつ、「サカモト」が、超楽しいお菓子の玩具を発売している。
カラフルなプラスチック素材の外観を持つ「ガムヌードル」は、板ガムを縦方向に細かく切って、ヌードル状にしてしまうシュレッダー型の玩具だ。上部のふたを開けてスリットに板ガムを入れ、右側のハンドルを時計の針回りに回転させると、なんと、下から見事にヌードル状に裁断されたガムが落ちて来る仕組みだ。
カラフルな数種類のガムでヌードルを作り、いくつかのヌードル状になったガムを組み合わせたり、よじりあわせて、全く新しい和菓子のような外観のガムを作ることも可能だ。見かけの驚きと想像を超えた味の組み合わせを同時に楽しむことができる。もちろん、見かけ美味しそうなオリジナルガムを作るには、それなりの色彩感覚やデザイン感覚も必要だ。筆者などが作ると、ただのシュレッダーされたゴミの固まりに見えてしまう。
「ガムヌードル」のような商品は、要不要を語ること自体が無粋な感じがするものだが、実はこの「ガムヌードル」、意外と使い道は多そうだ。全く画期的な意見が出ずに行き詰まった企画会議や種々の対策会議、突然話題が途切れて行き場のなくなった付き合い始めたばかりのカップル、よく遭遇するこういったシチュエーションこそ、まさに「ガムヌードル」の出番なのだ。
沈痛な静寂を破るわけでもなく、前置きや機能の説明をすることもなく、ごく自然体で、紙巻きたばこを作るようなさりげなさで、何食わぬ顔をしてガムヌードルを淡々と作ることが重要なのだ。奇異な目で眺めていた周囲からは、きっと何らかのリアクションがあるだろう。
もちろん、ガムヌードルを披露した後、一切の会議からお呼びがかからなくなったり、いつ電話をかけても彼女がつかまらなくなったりしても、筆者は一切責任は取らないので、そのつもりで。
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これをダイエットのために毎日1本噛めば、1週間以上持つ!
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組み合わせて驚きの外観と想定外の味を楽しめるグレートホビーだ
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
フードホビー「ガムヌードル」 |
504円 |
Web通販 |
■ URL
カブシキガイシャサカモト
http://www.sakamoto-co-ltd.jp/
(株)サカモト パロディ情報局
http://blog.goo.ne.jp/alohafox/m/200504
ガムヌードル販売サイト「POP&CUTE」(楽天内)
http://www.rakuten.co.jp/popcute/475509/545906/609884/
(ゼロ・ハリ)
2005/11/11 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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