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イン・オフィス・モバイルは、お仏蘭西製の「ラ・ヴァリーズ」で!
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発売されている3種類の中で目立ち度一番のグリーン
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「ラ・ヴァリーズ」とはフランス語で「旅行鞄」を指し示す言葉らしいが、もちろん、これは、フランス語などまったくわからない筆者の知識ではなく、インターネットで調べたことだ。
インテリアショップやステーショナリーショップでよく見かける「ラ・ヴァリーズ」と呼ばれる小振りなアタッシェケースは、ロナン・エルワン&ブルレックというフランス人のインテリアデザイナーの兄弟がデザインし、カラーコンビネーションの違いで3種類が販売されているイタリア・マジス社の商品だ。
筆者は、その中でも一番ポップな、言い換えれば一番目立ってアウトドアで持ち歩きにくい、緑と黄緑のツートーン・コンビネーション・モデルを購入した。締まりにはいまひとつ安心感の持てないゴム製の簡易なロック機構で、ケースの開閉を実現している。それゆえ、高級でデリケートなノートパソコンなどを収納して長距離を移動するには不向きだ。一方で、通常のアタッシェケースのように全体がガバッと開くタイプでないため、不意に大きく開いて路上に中身を全部ばらまくという危険性は少なそうだ。
ラ・ヴァリーズは、オフィスの棚に並べて収納しやすいように角ばった形状を採用している。必要なときに、必要な1つを持ち出して会議やプレゼンテーションに臨むといった使い方がメインなのだ。そのため、取っ手の部分には、内部の書類や収納物が何であるかを記載するためのタグ部分が用意されている。ラ・ヴァリーズを収納する棚の高さにも左右されるが、開口部を上に複数のラ・ヴァリーズを並べて収納した時、取っ手のタグ部分は見やすいように、その位置はよく考えられている。
このラ・ヴァリーズを屋内で単なる書類ケースとして使うにはもったいないので、筆者は、オフィス内の移動や近所の図書館に行ったり、気分を変えて自宅近所のスタバなどで原稿を書きたい時に、モバイルPCとケータイ、そしてメモ用紙、複数のペンなどを押し込んで持ち出している。決まった書類を入れているわけではないので、取っ手のタグ部分には、気休めに自分のメルアドを記載している。
カラフルでデザインコンシャスなラ・ヴァリーズは、それなりに、これにマッチするプロダクトが自然発生的にありそうだ。逆に、個性の衝突もありそうで、食い合わせではないが「持ち合わせ」が悪いプロダクトもありそうだ。例えば、いくら高級でもロレックスのデイトナとかは合いそうにないし、同じデザインコンシャスでもポルシェデザインのハードなイメージのペンなども同様だろう。筆者は勝手に、フィリップ・スタルクの腕時計や、ラミー社のサファリペンなどが最適かと考えたが、これはこれでなかなかイヤミな感じがしないでもない。デザイナーズブランドの組み合わせは難しいものだ。
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普通のアタッシュとは異なる開き方だが、収納力はそこそこ
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タグ部分には内容物を書いたり、ネームプレートとしても使える
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
ラ・ヴァリーズ |
グリーン 4,410円 (他に2色あり) |
秋葉原 ヤマギワリビナ |
(ゼロ・ハリ)
2005/11/02 10:23
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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