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鉛筆エクステンションで、地球に優しい小さな節約を実現する

鉛筆好きの筆者は多くのエクステンションをコレクションしている
 小学校の頃、繰り返し削ったために短くて持ちにくくなった鉛筆を、正しく確実に持てるように鉛筆の長さを延長するツールがあったのを記憶している方は、読者の中にどのくらいおられるだろうか? ある年齢層以下の方では、鉛筆そのものを使う機会自体が少なかったかもしれない。現在では鉛筆の用途は非常に限定されているのかもしれないが、万年筆が静かなブームとなったように、筆者は鉛筆も再評価されることを期待している。

 鉛筆は歴史のある筆記具の代表だが、文字を書き続け芯先が丸くなって、字を鮮明に筆記できなくなると、芯を包んでいる本体の木部を削っていくことで常に尖った芯先を露出できる仕組みだ。それは、使えば使うほど自然とその全長は短くなり、最後はまだ芯が少しは残っていてもやむなく捨てなければならない宿命を背負った筆記具だ。

 その点が、ボールペンやシャープペンシルのように、指先で握る本体に芯を一時的に挿入した形状の筆記具との大きな違いだ。鉛筆はそう言う意味では、「使い捨て」ではなく、「使い終わる」筆記具なのかもしれない。

 しかし、まだ書ける芯があるにもかかわらず、短くなって持ちにくくなったことで捨ててしまうのは残念だ。そんな時、登場するのが「鉛筆エクステンション」(鉛筆ホルダー)と呼ばれ、昔からあるアイデア商品だ。

 一時期は地球上から姿を消したかとも思われたが、お洒落でリッチなイメージのファーバーカステル社の「パーフェクトペンシル」の登場によって、その他のごく普通の鉛筆エクステンションも、またしても脚光を浴びるようになった。カステル伯爵の考え出した最後の最後まで鉛筆を使い切るという精神は、何でも使い捨ての時代の現代には大きな提案だ。

 システマチックなパーフェクトペンシルとは趣を異にするが、銀座の路地裏の小さな文具店で見つけた完全手作りの木目を活かした鉛筆エクステンションは個性的な外観と、2つと同じモノが存在しない希少価値が売りだ。エクステンションにはいくらお金をかけても、「もったいない」から鉛筆はとことん最後まで使う、という心意気を表わすには十分な商品だ。


五十音のエクステンションと独DUXの削りというアナログキット ノキアのデジタルペンとAnoto規格のデジタルペーパーの組み合わせ。デジタルキットも一緒に使うと、うっすらと未来が見える

商品名 価格 購入場所
ペンシル・エクステンション 約1万円(木の種類による) 銀座「五十音」



URL
  銀座「五十音」の紹介(All About)
  http://allabout.co.jp/fashion/stationery/closeup/CU20050701A/


(ゼロ・ハリ)
2005/10/19 11:01

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