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超人気の品切れ腕時計「ROTOLOG」
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ハードなメタルとウッドの組み合わせが新鮮だ
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TIMEXやFOSSIL(フォッシル)など、米国の腕時計メーカーはビックリするほど凄いベストセラー腕時計を売り出すことはないが、そこそこニッチで怪しげな腕時計を発売することに関しては天才的だ。NIXONもそんな腕時計を発売している小さなメーカーだ。米国の大きな街でも、NIXONの腕時計を販売している小売店はなかなか見つからない。意外とワイキキのメインストリートなどのお土産物屋さんなんかの方が品揃えは豊富かもしれない。
本国の米国でもそんな状況だから、国内では、スケートボードやサーフボードなどを扱っている専門店がサブの取扱商品として発売開始したが、なぜか「アッという間」に売り切れてしまった。ネットショップでは、年内最後の入荷分の予約を、早くも受け付けているショップも見受けられる。
同社はこれまで何度となく発売開始即売り切れ、というパターンを繰り返しているが、従来のモデルは人気だからというよりは、供給数の不足が原因と思われる節があった。しかし、「ROTOLOG」に関しては、本当に人気があるようだ。日本では米NIXONの現地法人がビジネスに当たっているが、正規ルートでの供給が追いつかず、並行輸入が絶えないようだ。
クラシックな「ROTOLOG」のデジアナ時刻表示が腕時計として見やすいかどうかは個人の判断に譲るとして、太めでユニークなブレスレット部はこの手の腕時計にしてはなかなかゴージャスだ。金属バックル部分はブレスレット部に隠蔽されるデザインであり、金属ブレスレットの表面に埋め込まれた連続する木目のプレートが、アナデジ表示の小さな文字盤と組み合わさって独特の「クラシックな時代の未来的雰囲気」に仕上がっている。
唯一の難点は、その重量と文字盤のメタルフレームが傷つきやすく、扱いに気を遣うことだ。「傷くらいは勲章だ!」と言い切りたい気持ちもあるのだが、ROTOLOGの美しさの原点は、文字盤周辺のメタルのクールな輝きと、それと対比をなすウッドプレートのコンビネーションなので、やはり傷はつけたくないのが本音。これは気をつけるしかないだろう。
クリスマス商戦あたりまでは品切れが続く見込みのようで、他の時計はしばらく休ませ、ROTOLOGの出番が増えそうな今日この頃だ。
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メカは日本製のクオーツ、アナデジも慣れればすぐに時刻を読み取れる
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バックル部は隠れてしまうので、バングルのように見える
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
NIXON腕時計「ROTOLOG」 |
約200ドル |
米国滞在時に通販で購入 |
■ URL
「THE ROTOLOG」製品情報(NIXON、直販在庫なし)
http://www.nixonnow.com/za/NNS?PAGE=WATCH_DETAILS&PRODUCT.ID=1124&MENU_ID=1
(ゼロ・ハリ)
2005/09/30 11:19
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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