|
|
|
キャプチャBOXでパソコンをテレビにしちゃおう!
|
|
|
|
SB接続で手軽にパソコンをテレビに変えられるキャプチャBOX「GV-MVP/RZ2」。
受信チャンネルはVHF:1~12ch、UHF:13~62ch、CATV:C13~C63ch となっている。対応OSはWindows 2000/XPのみ
|
|
フロントには電源スイッチのほか、VIDEOやAUDIO、USB2.0/1.1ポートなど各種端子を備えている。背面にはサービスコンセント、アンテナの入力、出力端子、USBUSB2.0/1.1ポートが1つずつ。サービスコンセントの存在は非常にありがたい
|
パソコンのウィンドウでテレビを見ることができたら、わざわざ席を離れる必要はないし、チラチラ見られるから重要な場面だけ視線を動かせばいいよね、と考えたことはないだろうか。最近のパソコンにはあらかじめテレビも見られる製品もあるが、筆者のパソコンはテレビが見られない。そんなわけで、パソコンをテレビにするために、少し前まではソフトウェアエンコードのUSB接続型TVチューナーを使っていたのだが、ノートパソコンにかかる負荷が高く、映像の画質もいまひとつ。そこへ、ハードウェアエンコードタイプの「GV-MVP/RZ2」が現われた。
「GV-MVP/RZ2」は、キャプチャBOXと呼ばれるジャンルの製品で、テレビやビデオの音声や映像をパソコン内にデータとして取り込んでくれる外付けタイプのハードウェア。ちなみに同様の製品として、デスクトップパソコンなら内蔵タイプ、ノートパソコンならPCカードタイプもある。
ハードウェアエンコードの場合、音声や映像の取り込み作業はキャプチャBOX側で行なわれるため、パソコンのCPUに負担がかからない。逆にソフトウェアエンコードタイプの場合、パソコン側のCPUを使うため、その処理能力や搭載されているメモリが大きく影響してしまうというわけだ。
早速テレビアンテナを「GV-MVP/RZ2」に接続し、パソコンのUSBポートに「GV-MVP/RZ2」をつなぎ、ドライバーと付属ソフト「mAgicTV5」をインストールしたところ、あっさりさっくり高画質なテレビ完成。視聴は付属ソフトである「mAgicTV5」で行なうのだが、このソフトは、テレビの視聴に加えて、iEPGを使った予約録画などが可能。「mAgicPlayer」では、録画番組を再生させながら、オンエア中の番組を見るなんてこともできてしまうのだ。
同じくアイ・オー・データのネットワーク接続型ストレージである「Giga LANDISK(HDL-G250U)」を使うと、ギガビットネットワーク経由で録画できちゃううえに、無線LAN対応パソコンなら、室内どこでも再生できる。ノートパソコンで使う場合、デスクトップパソコンに比べてハードディスク容量が心細いこともあるので、大容量NASと組み合わせれば録画し放題というわけ。「mAgicTV5」にはキーワードやジャンル、放送局、時間帯などで番組を自動録画できる「おまかせ録画」なる便利な機能があるのだが、なんでもかんでも録画するにはやはりハードディスクの残量は気になる。しかしGiga LANDISKがあれば安心というわけ。
……とここまで来るとチラ見どころではないのは明らかなのだが、おっ!? 地震?? なんてときにパパッとテレビの速報をチェックできるのはありがたい。USBで簡単接続ゆえに、自分のパソコンでもテレビを!! とお考えの方にお勧めの一品である。
|
|
なぜかキャプチャBOXを2台にしてみた。すると、2チャンネル同時視聴が可能になる。増設により最大8チャンネル(8台)までの番組を同時に録画可能。こうなるとチラ見どころではない
|
手軽にテレビが見たいばっかりに、ノートパソコンを駆り出して用意した例。視線の移動をしやすいように、ノートパソコンの下に台を置く念の入れよう
|
品名 |
発売元 |
メーカー価格 |
GV-MVP/RZ2 |
アイ・オー・データ機器 |
20,000円 |
■ URL
製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/tv/2004/gv-mvprz2/
(すずまり)
2005/09/26 11:07
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|