|
|
|
大事な個人情報は指紋認証USBで運ぼう
|
|
|
|
バッファローの「RUF2-F128-W」
|
|
このような感じで使うことになるだろう
|
個人情報保護により一層気をつけなければいけない今、自分の大切なデータはどこにどうやってしまえばいいのだろう? パスワード付ZIPファイルなどは1つの手段だろう。また最近では、指紋認証のための周辺機器や、その機能を備えたパソコンも出てきたので、暗号化されたファイルを指紋認証で復元することも珍しくはなくなった。今回紹介する製品は、大事なデータを守るための「指紋認証機能付USBメモリ」だ。
指紋認証機能付USBメモリは、既にメーカー各社から出ている。それぞれのスペックを比較した結果、筆者はバッファローの「RUF2-F128-W」を選んだ。容量は、ラインナップの中では最小となる128MBモデルだが、筆者の個人情報が入ったファイルはおおむねテキストデータなので、このサイズで充分だろうと判断。それに、容量が大きくなればなるほど、その価格差は大きくなるばかり。つまりは大容量の指紋認証機能がついたものは予想以上に高いこともあって、これを選ばざるをえなかったという財布の事情もある。
バッファロー製品と他社製品との最大の違いは、専用アプリケーションにある。こちらの製品では、認証の感度を変えることができる。最初は慣れのためにゆるめに設定し、アプリケーションの認証のクセがつかめたら、だんだん認証レベルを厳しくすることで、最終的には、一定の角度から、そして自分の指以外は認証できないように設定できる。
もう1つの特徴は、USB延長ケーブルが付属しているということ。「USBメモリなんだから、当然パソコン本体のUSBポートに直付けする」と思われるだろうが、指紋認証時には指をセンサーにしっかりつけるというプロセスが必要なので、直付けされたUSBメモリの上から、力を入れ過ぎてしまうと接続部分を壊しかねない。USB延長ケーブルはバッファロー製品だけでなく、ソニーの「ポケットビット」というブランドの指紋認証機能付USBメモリにも付属する。もちろん、延長ケーブルのない他社製品でもUSB延長ケーブルを買えば同じなのだが、このちょっとした気遣いで購入意欲が異なるものなのだ。
習慣的に「指紋」といえば人差し指を使ってしまうかもしれないが、このような指紋認証の製品に関しては限定されているわけではなく、どの指でも構わない。この製品では指5本分のデータまで登録できる仕組みになっている。片手分の指紋を登録してもいいし、5人以内のグループで全員の指を登録するということもできる。
サイズは指紋認証センサーを備えているだけあって、一般的なUSBメモリに比べれば大き目。実際に持ち運びする際には、USB延長ケーブルも持っていく可能性もあるので、携帯性でいえば、一般的なUSBメモリほど優れたものでないということを、購入時には心に留めておいたほうが良いだろう。
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
ClipDrive finger! RUF2-F128-W |
バッファロー |
6,398円 |
PC-Success |
■ URL
製品情報
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/r/ruf2-f/
(山谷 剛史)
2005/09/22 11:01
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|
|