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iTunesを遠隔操作できるシンプルリモコン
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同梱品一式。レシーバーはUSBバスパワーで駆動
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リモコン本体。再生・停止、スキップ、音量調整(ミュート含む)などが可能
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日本国内でも待望のサービスが始まった「iTunes Music Store」。懐かしい曲を探すためにパソコンの前に座りっぱなしという人も多いだろう。筆者も例に漏れず、初日から数時間も懐かしい曲を検索してしまった。実際に購入したのは数曲程度だったが、曲を検索したり、ダウンロード可能な曲をながめているだけでも楽しいものだ。
iTunes Music Storeへのアクセスはパソコンを使ってiTunesから行なうわけだが、お目当ての曲を探している間はともかく、ダウンロードした曲を楽しむ際も、ずっとパソコンの前に座っている必要はどこにもないわけだ。ソファでくつろぎながら曲を聴いたり、室内のBGMとして曲を流しっぱなしにしたり。そんな場合でも、曲の早送りや巻き戻し、音量調整などの操作がリモートで操作できると何かと便利だ。
筆者が愛用しているKEYSPANの「Express Remote」は、iTunesを遠隔操作するためのレシーバーとリモコンのセットである。パソコンにユーティリティをインストールしたのち、レシーバー部をUSBポートに接続すれば、リモコンを使ってiTunesを遠隔操作できるようになる。わざわざパソコンの前まで行ってキーボードやマウスを使う必要がなくなるというわけだ。
使い勝手も悪くない。パソコン上でiTunesのウィンドウがアクティブになっていなくてもきちんとキー操作を受け付けてくれるので、ワイヤレスのキーボードやマウスでiTunesを操作するのと違ってストレスもたまらない。レシーバーはUSB経由で給電されるので、別途電源を必要としない点も高ポイントだ。ノートパソコンでも違和感なく使えるだろう。
この製品は、不思議なことに、販売元のサイトで「AirMacExpressに接続してiTunesを操作できる」製品として紹介されている。実際そういった使い方も可能なのだが、パソコンに直結してiTunesをリモートで操作できるという本命機能がおまけ程度にしか触れられていないのは、ちょっともったいないところ。
キャッチコピーには少々疑問符がつく本製品だが、実用性は折り紙付き。iTunes以外のアプリケーション、たとえばWindows Media PlayerなどのマルチメディアソフトやPowerPointといったビジネス系ソフトのボタン設定もプリセットされているため、幅広く使えるのも魅力だ。いかにも洋モノっぽいカード型リモコンも、決して使い勝手が悪いというわけではない。
マニュアルにWindows環境でのインストール手順が書かれておらず、さらに英語版ドライバーソフトに若干クセがあり、インストール時にプロファイルを選ぶ必要があるというのは、少々戸惑うが、この点さえクリアされれば、ベッドの枕元から、離れたソファの上から、iTunesを自由自在にコントロールできる最強アイテムが晴れて手に入る。iTunes Music Storeのサービス開始でiTunesを起動させている時間も増えた今、パソコンとは離れたところからiTunesをのんびりと楽しみたい方におすすめだ。
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レシーバーはUSBケーブルでパソコンと直結する
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手に持ったところ。チープに感じるが操作性は悪くはない。リモコンはボタン電池で駆動する。ちょっとわかりにくいが、2枚重ねで電池を入れる
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
Keyspan ExpressRemote URM-17A |
アスク |
7,055円 |
■ URL
製品情報
http://www.ask-corp.jp/products/RC018.html
(kizuki)
2005/08/23 11:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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