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ひねくれたお仏蘭西製のペンには、ひと味違うペンケースを

以前ご紹介した「ペンシース」、「GANZOペンケース」そして歪んだペンの「セレニテ」
 ガジェット・オタクである筆者は、最近、プチ万年筆フェチでもあるが、超高級万年筆を買うような財政的余裕はない。悩み通して、六本木ヒルズの上から飛び降りる覚悟でやっと購入した仏ウオーターマン社のペン「セレニテ」は、そういう意味では筆者の宝物なのだ。そのひねくれたユニークなボディシェイプを気に入って、なけなしのお小遣いで購入したが、その独特の形状が災いして、スッキリと収まるペンケースが見つからないまま、2年もの年月が過ぎ去ってしまっていた。

 「セレニテ」の全体形状を見る限り、ボディシェイプは、ほんの少し「エビぞり」にはなっているが、真っ直ぐな万年筆と比較しても、寸法的には大した誤差ではないと思い込み、今まで、現物の「セレニテ」を持ち歩くことなく、いくつかのスリム・ペンケースを買っては無駄にしてしまった。ご存じのように万年筆のケースには、筆箱のようなケースのほか、2本用とか3本用、1本だけを大事に収納する高級ケースなど、バリエーションは数多い。やはり思い入れのある超大事なペンケースには、目的の万年筆をたった1本だけ大切に収納したいものだ。

 そんな雰囲気にピッタリの万年筆ケースを、普段からよく通っている銀座の「ITOYA」で、偶然見つけた。同店ではセレニテも在庫しており、実際にセレニテを収納して見せてくれたが、予想通りやはりピッタリだった。この万年筆ケースはもともと、最近一部の人々の間で人気の出てきた「たった1本のシガー」のための携帯型ケースとして作られたようだ。本来の開発目的が万年筆であれ、シガーであれ、セレニテが支障なく収納できれば筆者の目的は100%達成だ。縫い目がほとんど見当たらず、濃い飴色の滑らかな表面に仕上げられたケースは、掌の中で感触を楽しんでいたいと思わせる手触りだ。

 この見事なケースの製造元は、「味岡」と呼ばれるレザー製品の総合的な企画開発から販売までを手がけている会社だ。万年筆ケースやシガーなどの携帯ケースの他にも、多くの革製品を手がけている。商品のブランド名に、鞄や靴、多くの革製品では、世界ナンバー1であるイタリア語の「GANZO」(ガンゾ)という名称を採用して、企業の目指すコンセプトを明確に打ち出している。

 「GANZO」は、日本語に訳すなら「匠」、ラテン語なら「マエストロ」などが一番近いかもしれない。ケース本体にも「GANZO」と誇らしげに刻印されている。GANZOペンケースは、ひねくれた形状のセレニテから、昨今流行の超太い万年筆、そして筆者には全く縁がないが、シガーまでを収納できる対応力のある匠の逸品だ。


特殊形状のセレニテも見事に収納できるGANZOペンケース GANZOペンケースには、黒以外にも、いくつかのカラーバリエーションがある

商品名 価格 購入場所
GANZOペンケース 約8,000円 銀座 伊東屋



URL
  味岡
  http://www.ajioka.co.jp/
  伊東屋
  http://www.ito-ya.co.jp/
  Waterman(英文)
  http://www.waterman.com/sanford/consumer/waterman/index.jhtml


(ゼロ・ハリ)
2005/08/18 11:02

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