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いっぱい買って組み立てられる! キューブタイプのUSBハブ
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アーベルのUSB2.0 4ポートハブ。単なるUSB2.0ハブとしてみるとやや無駄な部分も多いが、この形状で全てが許される。個人的には端子の位置を各辺に1基ずつ配置した方が使いやすくなるのでは? とも思うが、デザイン的に考えるとこちらの方がスッキリしているので、これはこれでアリだ。ちなみに端子上部のLEDは転送速度に応じて色が変わる仕組み
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4~5年前、USBと言えばマウスやキーボード、モデムといった帯域をあまり使わないタイプの製品が多かった気がする。何しろ初期のUSB1.1では最大転送速度が非常に遅くて約12Mbps程度。転送速度に関しては、当時だとIEEE1394の方が約400Mbpsと桁違いだったので、外付けHDDや光学ドライブといった製品の多くがIEEE1394対応で、USB1.1対応製品はあまりなかったと記憶してる。だが、USB2.0が登場して転送速度が480Mbpsになってからは、外付けHDDや光学ドライブ製品などがバンバン登場して、今ではUSBで何でもできる時代になった。やはりチップセットの対応が早かったのが要因だと思うが、とにかく今やIEEE1394は影を潜めつつあり、USB2.0全盛期と言っても過言ではないと思う。
こうやって何でもUSBになると困ってくるのはUSBポートの数だ。新しめのデスクトップなら前面4ポート、背面4ポートの合計8ポート搭載も珍しくないが、ちょっと前のデスクトップやノートパソコンだと、USBポート数がかなり少なく、何を繋ぐかで困ってしまうだろう。こういう時に役に立つのがUSBハブというわけだ。
これだけUSB製品が多ければ、それに伴ってUSBハブも数多く存在する。だが、どの製品を見ても、ちょいと無骨な雰囲気の製品が多いのも事実。もちろんビジネス用途を考えるとあまり派手な製品では売れないのかもしれないが、だからといってこうも無難なデザインばかりが並んでいては買う気がなくなってしまう。「テーブルの上にポンとあって、ちょっとセンスの良さを感じるようなのがいいなぁ」と思っていたところ発見したのが、今回紹介する「USB2.0 4ポートハブ キューブタイプ」だ。
立方体の形状で、前面に4基の端子を備え、背面にはACアダプタ用端子とPC接続用の端子を備えるという、機能的にはごく一般的なUSB2.0対応のハブ。セルフパワー用のACアダプタとPC接続用のUSBケーブル(ハブと同色)が1本付属する。だがこいつの一番の特徴はその上面及び下面の丸ポッチ。そう、玩具のブロックと同じ形状なのだ。この手のブロックは大人でも愛好者が多いので、センスのよさをさりげなく見せるのには最適。この形状は伊達ではなく、複数台のハブを購入すればそれらを結合して配置することもできる。つまり、30個くらい買ってくれば、それらを組み立てて遊んだりと、ちょっとしたおもちゃとしても楽しむことができる。ただし安価な製品ではないので、お金持ち限定の遊びかもしれない。
会社や自宅のデスクにさりげなく置いて、おしゃれな机上スペースを演出したい人にはピッタリのUSBハブ。ただし、卓上に並べて置いて外出した場合、帰ってきた時には、何か別の形に組み直されている危険があるので要注意だ。
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本製品は何と言ってもブロック形状なので、あれこれ自由に組み立てられるのが特徴。ただ3個しかないのでせいぜい試せるのはこの程度。30個くらいあれば何か作れそうなので、だれか挑戦してほしい。そしてパソコンに繋いでほしい
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複数のUSBハブを同時に使う場合に、ハブ同士を繋いで置いておけるのはかなり便利。ただ、いっぱいデバイスを繋いでしまうと線がごちゃごちゃしてしまい、あまりおしゃれじゃなくなってしまった。この辺はセンスのよい繋ぎ方を模索するのも楽しみの1つかも
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品名 |
発売元 |
実売価格 |
USB2.0対応4ポートハブ H425シリーズ |
アーベル |
2,700円弱 |
■ URL
製品情報
http://www.arvel.co.jp/equip/hub/usb_hub/h425rd.html
(池 紀彦)
2005/07/22 10:54
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