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独LAMY社製ボールペン+マーカーの2段ロケット「PickUp」
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本体中央の黄色いボタンが、ラインマーカーのラウンチャーボタンだ
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ドイツが世界に誇る筆記具メーカーは少なくない。中でも、LAMY社はテクノロジーとそのデザインの先進性で知られている。筆者が愛用している、リチャード・ザッパーがデザインした「ダイアローグ1」はその代表的商品と言っていいだろう。外観からは、使いにくそうな印象を受ける三角形の断面を持つ個性派ボールペンだ。
そんなLAMY社製品を常時販売しているショップ「SPICE OF LIFE」が西麻布近くにある。Tシャツやバッグも扱う雑貨ショップだが、LAMY社のボールペンも豊富に取り揃えている。ここで筆者が最近惹かれたのが、「PickUp」と名付けられた日本では未発売の油性ボールペンとイエローのマーカーのコンビ商品だ。
デザインコンシャスなLAMY社のペンは、伝統の重みを感じさせるドイツの筆記具メーカー、ファーバーカステル社とは異なる製品企画やユーザーアプローチを展開している。LAMY社は、現代の新進デザイナーとのコラボレーション作品や新素材の採用など、新しいチャレンジを果敢に行なうメーカーなのだ。
油性ボールペンとラインマーカーとのコンビネーション製品も、LAMY社ならではの思い切った商品だ。通常、LAMY社のボールペンのリフィルはM16という商品が標準的サイズだが、「PickUp」では、M16リフィルをちょうど半分に切ったような、M22という短いリフィルを採用。これにより、標準的なマーカーリフィル(M51)を同一軸上に同時に収容できるスペースを確保できる構造となっている。
「麻酔弾」のような短い形状のM22リフィルとマーカーリフィルのM51の2段ロケットのような形状となった「PickUp」は、ステンレスボディのほぼ中央にあるイエローのボタンを指先で軽く押すことで、ボールペン本体の後部からマーカー部分が少し突起する。それを指先で引き出すことで、イエローのマーカーを即座に使用できることとなる。
ボールペンとマーカーのコンビネーションはビジネスシーンでも活躍の場は多いだろう。ボールペンとマーカーの両方を持ち歩いている読者諸兄には、有力な選択肢の1つになるだろう。筆者の知る限りでは、国内で入手できるのは「SPICE OF LIFE」だけなので、興味のある方は店頭で現物に触れてみるのもよいだろう。
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ほぼ標準サイズのラインマーカーが本体後部から取り出せる
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通常の半分サイズのボールペンインクリフィルM22の採用で実現した
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商品名 |
価格 |
購入場所 |
LAMY社「PickUp」 |
6,300円 |
西麻布「SPICE OF LIFE」 |
■ URL
西麻布「SPICE OF LIFE」
http://www.spice-of-life.jp/home.html
(ゼロ・ハリ)
2005/07/25 11:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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