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巻物レターで手紙を楽しむでござる!
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巻物レター。巻いた状態で長さは縦14.6cm、直径約3cm
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実はさらに伸ばすと軸をいれてなんと全長約69cm。まさに巻物感覚が味わえるのだ!
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最近のポストの中身といえば、各種明細や請求書、通販で購入した本やCD、またはオークションの落札品、投げ込みチラシばかり。気がつけばコミュニケーション率は限りなくゼロに近い。
これが十数年前なら状況はかなり違っていた。遠く離れたホの字なあの方から届かないかしら? 友達から恋の近況を知らせる手紙はまだかしら? などと胸をときめかせたものである。ポストに届いた封筒の差出人を確認し、一喜一憂したものだ。
さらに時代を遡り、小学生の頃はどうだっただろうかと考えてみた。筆箱やかわいい筆記用具、友達に自慢したくなるような消しゴムを買うのが大好きだった。そして選ぶのに余念がなかったのが「レターセット」。特に女の子は、何種類も買い揃えたレターセットの中から、相手に応じて貴重なお気に入りを出動させたりはしなかっただろうか。デザインを選び、便箋を一生懸命な想いで埋め尽くし、最後にこれまた「お気に入りのシール」で封をする。
つまり「手紙を出す」という行為は、単に用件を伝えるだけではなかったのだ。差出人である自分も一連の作業を楽しんでいた。そんな時代が確かにあった。しかしインターネットに慣れ親しんでしまった今、ビジネス文書と年賀状以外、まったく手紙を書いていない。古き時代を想像させ、ポストに届いたら異彩を放つこと間違いなしと思われるのが「巻物レター」である。
紫と赤をベースとした、高貴な配色。紐解くほどに「ポンポンポンポン! ひと~つ!」と聞こえてきそうな巻物タイプの便箋部分は、伸ばすとなんと全長約64cm。これは相当な書き応えだ。書いたら付属のシールで封をして、ぎゅぎゅっと紐で縛るのだ。紐はあくまでも飾りなので、封はしっかりしておこう。裏にはあらかじめ受取人欄と差出人欄が設けられているので、封をする前に書いておくといい。切手代は140円と少々高めにはなるが、受取人のリアクションを想像するだけで楽しめる。つまり、送るほうも楽しいのが巻物レターの良いところだ。
電子メールの時代だからこそ、たまに受け取る手紙が新鮮だ。あなたも熱い胸のうちを巻物レターに託してみてはいかがだろうか。愛の告白やイベントの招待状として使ってもいいだろうし、何かに応募する際などはかなりのインパクトになるに違いない。誕生日のバースデーカード代わりにもいいかもしれない。ただし見積書や請求書に使用した場合どのような事態を招くかは分からないので、くれぐれも気をつけていただきたい。
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宛名欄もしっかり用意されている。郵便配達の方には少々見にくくなるかもしれないが
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思い切って毛筆にチャレンジしてみるのも悪くないかも
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
巻物レター |
840円 |
livedoorデパート |
■ URL
livedoorデパート 販売ページ
http://livedoorshop.depart.livedoor.com/item_detail&id=346280.html
(すずまり)
2005/07/08 11:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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