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傘嫌いの関西人ご用達？ ワンコインの優れモノ
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左がスーパーポケミニ、右がポケフラット。いずれも人気で品薄のようだ
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筆者や筆者の関西系知人が例外なのかもしれないが、筆者の周囲に雨傘を持ち歩くことを極端に嫌う輩が多くいる。天気予報が雨でも、今現在、雨が降っていなければ絶対に傘は持って出かけない。そして、運悪く出先で雨が降るとコンビニでビニール傘を買い、雨が止んだら持ち帰らずに、意識的にどこかに忘れてくる。これが筆者の周囲に居る関西人コヤジ、オヤジの雨傘に対する典型的なスタイルだ。
大昔のことだが、筆者が東京に出張で来た時、運悪く雨が降り出した。さっそくコンビニで使い捨てのビニール傘を調達した筆者は、難なく雨を避け仕事を終えた。新幹線の待ち時間を潰すために入った新橋のカウンターだけのコーヒーショップで、例のごとく筆者は意識的にカウンターの下に傘を置いて店を出ようとした。しかし、運悪くレジの女性から「お客さん傘忘れてますよ～」の声が。諦めて、お礼を言ってまたしても傘は筆者の手に。
その後、KIOSK横の公衆電話で電話をかけるフリをして、公衆電話スタンドに引っかけた傘を置き去りにしようとしたところ、またしてもKIOSKのお姉さんから同様の注意が。とにもかくにも東京の人は親切だ。またしてもその傘は筆者の手元に。そうこうしているうちに、新幹線の時間となり、呪われた傘は夜空の綺麗な新大阪駅まで同伴帰阪。きっとなにかの縁だと考え、持ち帰ったその傘はしばらく筆者宅にあったのを今でも覚えている。
そんな傘持ち歩き嫌いの筆者でも、持ち歩きが苦にならない素晴らしい折り畳み傘がある。すでにいくつかの新聞やテレビで紹介されているのでご存じの方も多いだろうが、徹底した小型化技術と軽量化、鬼のようなコストリダクションは注目だ。携帯傘は一口で言って、折り畳み時は「薄く小さく軽い」のが一番だ。
「Super VLE 500（スーパーバリュー500）」と名付けられた一連のシリーズ傘は、薄い軽いタイプ、小さく軽いタイプなど、複数のタイプを用意。いまや500種類を超える豊富なラインナップを揃えているという。それら全てが、525円（本体価格500円）で提供されている。
小さなタイプは傘の柄は5段伸縮だ。当然、傘の部分は広げても、その面積はさほど大きくはないが、強風・大雨でもない限り、人ひとりを雨からシールドするには十分な面積と言っていいだろう。
何より驚くのは、その開閉のスムーズさだ。ごく普通の折り畳み傘は、開く時はともかく、閉じて畳む時が意外と厄介だ。ウオーターフロントは、ワンプッシュの自動開閉ではないが、折り畳み時のスムースさは、その外観サイズのコンパクトさと比較しても、驚くほどスムーズだ。雨の日にお店に入ったりしても、備え付けのビニール袋に苦労して折り畳み傘を押し込む面倒は全く不要。一瞬で折り畳み、専用の付属ケースに簡単に収納できる。どちらかと言えば傘に憎しみを持っているかのような関西人が推す傘は、それだけで本日の逸品に違いない。
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製造元の株式会社シューズコレクションは、1980年代末に洋傘部門の企画開発および洋傘製造職人の育成を目指して東京洋傘学院を設立。ポケミニシリーズにも「東京洋傘学院」の名前が見える
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少ない骨数で軽量。畳みシワの跡から複雑な収納が懸念されるが、極めて簡単
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| 商品名 |
価格 |
販売元 |
「スーパーポケミニ」（小型）
「ポケフラット」（薄型） |
525円 |
シューズセレクション |
■ ＵＲＬ
ビッグカメラ「傘」コーナー（パステルカラーのみ取り扱い中）
http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/list.jsp?...
発売元シューズセレクション
http://www.water-front.co.jp/
（ゼロ・ハリ）
2005/06/23 11:05
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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