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半田付けで作るPCパーツ 玄人志向「TSCHOOL-USB2.0」
玄人志向の「TSCHOOL-USB2.0」。コネクタとコンデンサーは4つずつ使い、残りは予備となる。そのほかに説明書とWindows 98など向けのドライバCDが付属
自作パソコンというものが日本に浸透して10年以上たつが、パーツを組み合わせるだけで“自作”と呼ぶにはちょっと違和感を感じる世代もあるだろう。
過去、「Socket7」の時代に、「自作といえば半田付け」という世代も納得の“半田付けで作るマザーボード”があった。難易度が高く、完成してまともに動く率も低かったと記憶している。買う前に絶版となり、筆者は入手できなかったのだが、そういったものの再来を待っていた。
そんなとき、玄人志向の「TSCHOOL-USB2.0」が登場した。USB 2.0のインターフェイスボードだが、半田付けで基板にパーツをつけるというものだ。といっても、半田付けするものは、5つのコネクタとコンデンサーのみ。これなら失敗の可能性は低い。
コネクタは好みの場所に取り付けることで、USBポートを中か外かに振り分けられる。さらに、あまり意味はなさないが、取り付ける前のコンデンサーを国産高級タイプに取り替えるというアレンジも可能だろう。
実際の製作は、USBコネクタ4つとコンデンサ4つで半田付け箇所は合計32カ所。15分もあれば終わるものだが、中学校の授業で作ったラジオのような片面のプリント基板と違って、PC関連品は多層スルーホール基板のため、半田付けはしっかりと熱を加えて確実に行なう必要がある。USBコネクターの取り付けは特に熱が必要なので、組み立て説明書にもあるとおり、電子工作としては大きめの30~40Wの半田ゴテが適当だろう。
そんなわけであっと言う間に完成してしまったが、これでは物足りないというマニアもいることだろう。しかも、VIAチップで通常の完成版ボードと比べれば2倍近い価格だ。「TSCHOOLシリーズ第1弾」と銘打ってあるからには続編も期待したい。次はパーツの取替えで音の変化が楽しめるサウンドカード……などがあれば楽しめそうだ。
箱ではなくビニール袋のパッケージ
説明書は12ページの薄い冊子だが、必要な工具や半田付けのコツまで書かれている。ただし、半田付けの未経験者には向かない内容
USBコネクタとコンデンサーを取り付けたところ。コネクタが1つあたり6カ所、コンデンサーが1つあたり2カ所の半田付け
PCIブラケットを装着して完成だ。基板には「玄人志向」の文字が入り、完成した後も玄人向けの製品であることをアピール
品名
発売元
購入価格
購入場所
TSCHOOL-USB2.0
玄人志向
2,499円
ソフマップ
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URL
製品情報
http://www.kuroutoshikou.com/products/tschool/tschool-usb2fset.html
(江須田)
2005/06/06 11:04
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