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焼きミスしたCD-Rは「記録喪失II」で安全確実に処分
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「記録喪失II」本体。前面からCD-Rを挿入し、後方から排出する方式。本体の設置面積はA5程度
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本体背面。中央のスリットからCD-Rが排出される。電源は本体に内蔵
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かれこれ10年ちょい前、パソコンでCDが焼ける「CDライター」なる周辺機器が登場した時は、「オイオイこれ使えばCDを自作できるじゃん! すげーよ!」と思ったわけだが、その当時はCD-Rはまだ1枚ン千円という高額メディア。個人がホイホイ買えたものではなかったが、いまやCD-Rは「バイト単価が安い」「手軽に使える」メディアの代名詞。記録に失敗したCD-Rを捨てる場合でも、現在ではかなり気軽に捨ててしまっている。
だが、個人情報保護法が完全施行された現在、CD-Rを簡単に捨ててしまってはいけない。できるだけ他人に読まれないよう、配慮する必要がある。かといって、カッターでキズをつけて、自分のパソコンのCD-Rドライブで読み取れないことを確認したにもかかわらず、そのCD-Rを拾った第三者にあっさり見られてしまう、ということはあり得る。市場にあるすべてのドライブでテストしてから捨てるというのは不可能だし、確実に読み取れないキズの深さや量を個人で調べろというのも難しい。キズをつける作業を日常的に行なうのは、手間もかかる上に危険だ。
イーレッツのCDシュレッダー「記録喪失II」は、そんな場合の手軽なソリューションだ。CD-Rを挿入するだけで、表裏を問わず無数のキズを自動的につけてくれる。あまりにキレイにキズが付くので、何か模様が入っているのかと思うほどだ。これなら安全確実にCD-Rを読み取り不能にすることができるし、作業時間も数秒で済むので手間いらずだ。
初代モデルの「記録喪失」とほぼ同じ機能と思えるが、動作音はだいぶ控えめになっているし、クラック密度が増している。
最近は個人情報保護法の登場によって、CD-Rを物理的に粉砕してしまうソリューションも存在するというが、価格もそれなりに高額であることが多い。その点、CD-Rに無数のキズをつけて読み取らせなくするという方法は単純かつ非常に分かりやすい。法人ユーザーはもちろん、他人には見せたくないデータを記録している個人ユーザーにもおすすめの一品だ。
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実際にCD-Rを挿入しているところ。処理速度は1枚につき2秒とかなり高速
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キズがつけられたCD-R。両面にキズをつけるのは手作業では面倒だが、これなら一瞬だ
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
記録喪失II |
イーレッツ |
10,290円 |
■ URL
製品情報
http://www.e-lets.co.jp/product/srd-s2/
(kizuki)
2005/05/25 11:05
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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