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懐中にも電波を! 「懐中電波時計」
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2つの大きい竜頭がポイント。チェーンの長さは約28cm
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筆者は腕時計が苦手だ。しかし、腕時計には最先端の技術が数多く投入されていて、この手のギミック好きの筆者にはうらやましいのも事実。そういった製品の1つが電波時計である。日本に2カ所ある基準電波発信所から発信される電波を受信して、自動で時計を合わせてくれるという機能を備えた時計だが、これが搭載された懐中時計はなぜか見かけることがなかった。懐中時計は腕時計より大きくてもよいわけだし、懐中に入れていない夜に電波を受信するようにすればよいのだから、素人考えでは技術的に困難というわけでもなさそうな気がしていた。
しかし先日、懐中電波時計を9,800円というお手頃価格で発見し、「こないだMONDAINEの懐中時計買っちゃたしなー」と一度は躊躇したのだが、結局買ってしまった。
作ったのはマルマン。GREENWICH(グリニッジ)という電波時計のブランドで発売されている。文字盤が少し小柄なのと竜頭の大きさは気になっていたのだが、実際手に持ってみると11mmある厚みも少々ひっかかった。ただ、角が落とされたデザインのため、ポケットに入れる際は邪魔になるようなことがない。電波時計なので裏蓋がメタルではないのも特徴的だろう。他社の腕時計ではフルメタルの電波時計もあるようで、今後に期待したいところである。なお、2種類ある標準時刻電波のどちらかにしか対応しないことも注意しておきたい。
使い始めてみると、夜寝る前に時計を窓際に置いておくだけで合わせてくれるのは大変便利である。今のクオーツ時計はそう簡単には狂わないので、どちらかというと気休めに近いものがあるのだが、きっちり合っているとわかっている時計は気持ちが良い。懐中時計派の人は、まず一度、実物を見てはいかがだろうか。
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裏はプラスチック
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厚めなMONDAINEの懐中時計と比較。やや分厚いが、実際に使ってみるとそれほど気にならない
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
懐中電波時計 MJW600-02 (東日本仕様) |
マルマン |
9,800円 |
ヨドバシカメラ川崎店 |
(桜屋敷 珪一)
2005/05/12 11:01
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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