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いつでもどこでも俺様仕様!「ゼロMBのUSBメモリーキー」
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ゼロMBの表示が意表をつく製品
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SASTIKだけを持って、世界を股にかけたビジネスができるかも?
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USBフラッシュメモリはあっという間に普及し、小型軽量化は当然として、ボールペンと組み合わせたり、寿司の形になってみたりと、現在ではさまざまな製品が販売されている。
本日ご紹介する「SASTIK」は、USBメモリの大容量化する流れに反して、本体内にはユーザーが利用可能なメモリ領域は全く搭載していない。インターネットディスク機能や「どこでもメール」的な機能をインテグレーションした“ゼロMB”のUSBキーだ。使い方は、外出先などでインターネットに接続したPCのUSBポートに、SASTIKキーを挿すだけ。あらかじめUSBキー内に指定されたサイトに自動的にアクセスし、ローカルで入力されたパスワードがあらかじめ設定されたパスワードと一致すれば、クライアント画面に「SASTIK Tool Bar」が起動し、サーバ側にある自分専用のストレージと接続される。
サーバー側のストレージには、SASTIKキーのオーナー(=購入者)のための「いつでもメール」領域として6MB、そして「どこでもホルダー」領域として8MBの容量が確保されている。このほか、SASTIKキーを接続している間のみ反映される、壁紙設定や付箋紙機能なども利用できる。これらのカスタマイズされた環境もサーバー側のストレージに保存されており、SASTIKキーを挿入するとこれらの環境がダウンロードされる仕組みだ。
SASTIKキーの購入者には、「@sastik.com」ドメインのメールアドレスが1個提供される。また、サーバー上のデータの暗号化・複合化を行なう機能や、自分のPCからの「お気に入り」の取り込み、メールアドレスの変換、あらかじめ設定した自分の携帯電話のメールアドレスにメモをワンクリックで送信する「モバイルジャンプ」機能、ログインIDとパスワードを要求するサイトへの簡単ログイン機能「一発ログイン」、SASTIKキーを持つ仲間同士でのフォルダの共有機能など、意外と便利な機能が満載なのだ。
ただし、SASTIKキーを利用するのに、注意したいことがひとつある。PCでソフトウェア・ファイアーウォールを導入している場合には、一時的に無効に設定変更できれば問題ないのだが、変更できない場合は、手間暇をかけることなく、すっぱり諦めることが肝要だ。
SASTIKキーは、「重いモノは持ち歩きたくない」「出番の少ない道具は持ち歩きたくない」という人間の本能を具現化した本日の一品だ。ITワールドでいちばん贅沢な、「環境を持ち歩く」真似事を1,980円でスタート体験出来るのは超お買い得といえるだろう。
しかし、実は筆者が一番やりたい、出先PCのブラウザを利用したプレゼンテーションには、Web用の8MBという容量では少々非力だ。法人向けだけではなく、個人向けにも、ストレージ増強サービスの提供開始を期待したい。これが実現すれば、だんだん出番の少なくなってきたモバイルPCを、持ち出すことない環境が手に入るだろう。
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必要なのはネットワーク環境にある他人のPCと、SASTIK
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SASTIKを挿すだけで、左上の他人のデスクトップが右下の自分仕様に! 仕事の続きのポストビットもそのまま、壁紙ももちろん自分仕様
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製品名 |
価格 |
販売元 |
SASTIK 0MB(ゼロメガバイト) |
1,980円 |
サスライト |
■ URL
サスライト(直販あり)
http://www.sastik.com/
(ゼロ・ハリ)
2005/04/11 11:16
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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