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便利グッズで快適入院生活
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エレコムの「T-AD4WH」
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形は変だが便利だ
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先日、1週間ほど入院した。病名は「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」というもので、足に菌が入って腫れ上がり、放置しておくと切断の可能性もある病気らしい。長野県の田中康夫知事もこの病気で入院したことがある。
8年前、筆者は同じ病院に胆石(胆嚢摘出)の激痛で1カ月ほど入院した。今回は期間も短く、足が痛いこと以外は極めて元気だ。実は入院好きな筆者としては、この1週間の入院生活を「いかにして楽しく過ごすか」が重要だ。
外来の検査で即入院と言われ、病室を確認してから入院グッズを取りに帰宅した。病室を見て気になったのは液晶テレビが設置してあることだ。液晶テレビの入力端子はD端子とコンポジットの2系統で、イヤホン端子はステレオになっていた。一瞬DVDプレーヤーを持ち込もうかと思ったが期間が短いので今回はパスした。
結局、パイオニアのコードレスヘッドホン、MP3プレーヤー、本稿を執筆したPDA、リュウドの携帯キーボードなど、持ち込んだ荷物は最小限にとどめた。加えてエレコムのテーブルタップを持ち込んだが、これが思った以上に重宝したので、今回ご紹介しよう。
エレコムのテーブルタップ「T-AD4WH」は、延長するタイプではなく、分配器型のテーブルタップで、熊手のような、変な形をしている。4分配が可能で、それぞれのコンセントにACアダプタをつないでも干渉しないようになっており、パソコン周辺機器をつなぐ際に役立つ。入院だけではなく、ホテルのようにコンセントの数が限られている場面でオススメだ。
入院時の病室では、コンセントはテレビ用に1つ使われており、残りのコンセントから「T-AD4WH」を使用して携帯の充電器、コードレスヘッドホンの送信ユニット、PDAのACアダプタを接続した。1つ余ることになったが、もし長期入院ならDVDやゲーム機等もつなげられる。使ってみると、いちいちつなぎ変える必要がなくなったのはズボラな者には嬉しい。
久々に入院してみると、食事に鰻が出たほか、院内にコンビニもあった。皮膚科の病棟は携帯の使用制限もうるさくないし、21時半の消灯後にテレビを見ていてもOK。喫煙所が遠いことを除けば、快適な入院生活だった。入院ついでに眼科でドライアイの検査をしてもらったり、整形外科の診断も受けたりして、入院好きな筆者には充実した1週間だった。入院と聞くと暗いイメージもあるが、普段、読む時間がない本を用意したりするなど、チョット工夫するとプチリゾート気分が味わえよう。
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病室のテレビは液晶。右に見えるのがワイヤレスヘッドホンの送信ユニット
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品名 |
発売元 |
購入価格 |
T-AD4WH |
エレコム |
1,280円 |
■ URL
製品情報
http://www2.elecom.co.jp/products/T-AD4WH.html
(奥川浩彦)
2005/03/29 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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