対応マシンは同社の「VAIO」というのが“タテマエ”だが、2代目のルームリンクはDLNA(Digital Living Network Alliance、デジタル機器の相互接続規格)対応予定となっており、動作保証外で制約はあるものの、今の状態でもDLNAに相当する仕様のものと接続できる。「VAIO」でもなんでもない、Windows XP搭載パソコンに無償提供されている「Windows Media Connnect」をインストールしたところ、簡単に認識され、サーバー役のパソコンの指定フォルダ内にある動画や静止画、音楽がルームリンクから楽しめるようになった。
このほか、ソニーのルームリンクには、あまり触れられていない機能がある。なんと「Wake On LAN」に対応しているのだ。これならコタツで寝ながらテレビを見ていて、パソコンの中のコンテンツを見たいときに、いちいちパソコンの電源を入れにいく必要がない。サーバーを選択して、起動していなければ起こしてしまえ! とばかりに、いきなりマジックパケットを送出してパソコンの電源を入れてしまうのだ。